味わいたくなる散りばめられた「隠し味」I.ENOMOTOから待望の新作が入荷しました!
こんにちは。
元パティシエ眼鏡偏愛家の渡辺です。
いま、緊急でブログを書いています。
すいません。やってみたかっただけです。笑
ただ、早くお届けしたい気持ちがいっぱいでこのブログを書いております。
というのも、I.ENOMOTOの新作2型が、予定よりも1ヶ月以上早く入荷しました!早い!早すぎる…!
大好きなブランドI.ENOMOTOの新作をもう体感できるのが嬉しく、テンションが上がっております。
今回入荷したのは、ラウンド型のモデルIE025と、
アヴィエーター型のモデルIE026の2型です。
どちらも細身でソリッドな印象のコレクションとなっておりますね。
今回は、そんな新作2型を、僕なりの解釈でご紹介させていただきます。
まずはIE025からご紹介。
レンズはまんまるのよう形ですが、アウトラインがなんとも歪さを感じる丸めがねとなっています。
今までの「かっちり」「きっちり」というイメージの強かったI.ENOMOTOからは想像もしていなかったデザインで、かなり衝撃的でした。
随所に散らばった波のような余韻がとても美しいディテールで、ひと目見た時から心惹かれるデザインだなぁ。と感じております。
「への字」のようにアーチを描くブリッジ部分と、その下に施されたキーホールカットが、この独特な丸さに拍車をかけています。
テンプルへと続いていくヨロイの部分も、外にそり出すように設計されており、かけた時に頭を外側から支えられるような「優しさ」を感じました。
しかし、確かに波のような美しいフロントデザインですが、かけるとどうだろうか?と思いますよね?
かけてみると、とても表情とよく馴染むので、これにも驚かされました。
このなんとも言えない形は、アクセントにもなり、顔に馴染む要因にもなっているのです。
うまく形容できないのですが、「かけることで、初めてこの形の意味を理解できる」ような感じなんです。
丸めがねとしての、「新たな形の提示」を受けたような衝撃を味わっていただきたい一本です。
PRODUCT NAME : IE025
COLOR : BKM,MA,GPS,WP
PRICE : ¥66,000-(w/tax)
続いてIE026をご紹介。
垂れ目のような逆三角形のレンズに、躍動感のあるツーブリッジがアクセントとなっている眼鏡です。
I.ENOMOTOといえば、ツーブリッジのアヴィエーターだ!と思っている方も多いのではないでしょうか?
今回は、アヴィエーターのシェイプをベースに、よりクラシックな構成がされており、無骨さの中にスタイリッシュさが隠れているようなモデルに感じます。
直線と曲線を細かく使い分けたフロントデザインがとてもユニークで、「丸みのある直線」という矛盾を感じられるようなデザインとなっております。
ツーブリッジの上のバーも、あえて1段上がったデザインにすることで、しっかりと主張を感じられるところも格好の良いポイントの一つだと思います。
上から眺めてみると、ブリッジ部分の厚みを出しつつも、レンズ中央部でやや厚みを落とし、テンプルの付け根に向かって厚みを戻しております。
これは、日々の使用での負荷がかかる部分の強度を出しつつも、力の逃げ場も考慮した、長期間快適にかけられる設計を突き詰めた「機能美」だ!と感じました。
かけてみるとこんな感じです。
やや大ぶりなシェイプですが、線も細目で設計されているため、アヴィエーター特有の無骨さを感じにくくなっております。
シティーユースのしやすい、「洗練されたアヴィエーター」が出てきてしまったなぁと感嘆の声が出てしまいました。
PRODUCT NAME : IE026
COLOR : BKM,GPS,WP
PRICE : ¥66,000-(w/tax)
いかがでしたでしょうか?
I.ENOMOTOのデザインには、常にかける人への細かな配慮がたくさん詰め込まれており、そのポイントを探しながらかけるのも楽しみ方のひとつだと思っています。
眼鏡を隅々まで眺めていて思い出したのですが、パティシエ時代によくやっていた、ケーキに込められた「隠し味」を探している感覚に近いんですよね。笑
是非、I.ENOMOTOの新作の磨き抜かれたデザインを楽しみながらも、デザイナーの榎本さんがデザインに込めた「隠し味」を味わってみてはいかがでしょうか?
text : Shin Watanabe
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