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SHIMADANTIQUES ポップアップショップ 開催!12/20(木)~24(月・祝)

ブリンク外苑前では、12月20日(木)~24日(月・祝)の5日間、SHIMADANTIQUES のポップアップショップを開催します。SHIMADANTIQUESとは、お客さまひとりひとりのテイストに合わせて、アンティーク時計やジュエリーを提案するショップ。こだわりの品揃えと品質の良さが、おしゃれ好きな人たちの間で口コミで広まっています。イベントを前に、アンティーク時計の魅力をはじめ、眼鏡とのコーディネートのコツなどを、主宰者の島田勝典さんにうかがいました。

ブリンクスタッフ 長尾麻衣:今日は、たくさんのアンティーク時計を持って来ていただいてありがとうございます。

SHIMADANTIQUES 島田勝典さん:12月20日(木)~24日(月・祝)のポップアップショップでは、比較的珍しい角型の時計だけを揃えて、ご提案しようと思っています。今日お持ちしたのは、おもに1930〜1950年代のものですが、やや小ぶりのスクエア型が、今のファッションの気分に合うと思うんです。

長尾:すっきりとしたデザインのものと、デコラティブなものがありますね。

島田:この時代のデザインは、ヨーロッパのものとアメリカのものでかなり違いがあるんです。スイスのOMEGA(オメガ)や第二次世界大戦でイギリス軍に供給をしていたという同じくスイスのCYMA(シーマ)、TAVANNES(タバン)などヨーロッパのブランドは、トラディショナルで上品なデザイン。

島田:反対にアメリカのELGIN(エルジン)は、戦時中に軍用モデル「A-11・A-17A」を製作している優れた技術のある会社のひとつですが、この時代のデザインは、フェイスが立体的だったり、バンドに装飾があったりとデコラティブです。

長尾:同時代でもこんなに違いがあるんですね。

島田:アメリカの30〜50年代というと、アートやインテリアの世界でアールデコの流れが成熟して、さまざまなプロダクトに影響を与えていました。時計も例外ではありません。

ブリンクマネージャー 矢澤直人: メガネでも50年代はアメリカではMOSCOT(モスコット)、TART OPTICAL(タート オプティカル)など、今でも人気のブランドやアイウェアが出始めた時期です。ボシュロム社がパイロット用のサングラスとして始めたRay-Banブランドが、一般に普及し始めたのもこのころ。メンズではブロータイプ、レディースではキャットアイのデザインが考案され、一躍人気になりました。メンズ用とレディース用のデザインが生まれ、戦後の経済成長に伴い一般大衆に広く眼鏡が普及し始めた時代でもあります。デザインにも華やかさや遊び心があるものが多く登場しました。

一方ヨーロッパでは30~40年代からのクラシックかつ上品なスタイルが継続して人気でしたが、アメリカから様々な眼鏡が輸入されたこともあり、徐々にフレームのデザイン性が高くなっていきます。一部でファッショナブルかつデザイン性の高いものが注目されるが、一般にはまだ上品でクラシックなデザインの眼鏡が主流でした。イギリスのOLIVER GOLDSMITHがオリジナルのアイウェアを作り始めたのもこのころ。60年代になるとファッションやカルチャーの影響もあり、徐々に大振りなサングラスが出始めます。

長尾:この時代のメガネはアメリカからヨーロッパにデザインが伝わっていったんですね。ところで、アンティーク時計というと、ロレックスやオメガ、カルティエなどを思い浮かべていました。シーマやエルジンは初めて聞きました。

島田: SIMADANTIQUESでは、これまであまり注目されてこなかった隠れた名ブランドを積極的に紹介しています。いいブランドが、いい状態で、まだまだたくさん残っているんです。モードやカジュアルなど、ファッションにこだわりのある方に選んでいただける、他とは違ったラインナップになっていると思います。ビジネスシーンでももちろん使っていただきたいですが、スニーカーに合わせるアンティークウォッチというのもかっこいいなと思うんです。

長尾:今日は、サヴィルロウのメタルフレームに合わせて、時計をコーディネートされていますね。さすが、おしゃれです!

島田:スイスのUNIVERSAL(ユニバーサル)というブランドのドレスウォッチを、あえてスニーカーに合わせてみました。

長尾:なるほど、あえて、スニーカーに合わせてカジュアルダウンとは、素敵です。

島田:現代的な服の場合は、ハズしとして、アンティークやヴィンテージを少しだけふりかけると豊かなコーディネートになります、それはまるで料理のスパイスのようです。スパイスも一つより二つ組み合わせると奥深さや複雑な余韻が残りますよね?コーディネートも同じですね。「眼鏡+時計」「眼鏡+ジュエリー」「眼鏡+靴」を意識してみてください。全体のスパイスの分量は少なめが効果的です。最後に全体の色のバランスを調整すると完璧ですね。間違ってもスパイスを20個などは入れないでくださいね。多すぎてしまい隠し味にはなりませんので。

長尾:次回のブログでは、島田さんに今日のコーディネートのポイントをもうすこし詳しくうかがいつつ、眼鏡とアンティーク時計を合わせる時のコツなどもうかがいます。お楽しみに。

【SHIMADANTIQUES ポップアップショップ】
日程:2018年12月20日(木)~24日(月・祝)
会場:ブリンク外苑前
今回はヨーロッパ・アメリカの角型の時計を中心に、眼鏡に合わせたヴィンテージウォッチをご紹介。
時計と一緒に合わせられる装飾品もご覧いただけます。
ぜひ大切な方へのクリスマスプレゼントやご自分へのご褒美をご検討中の方はぜひご来店ください!
また、島田さんがお使いにならないジュエリーのリフォーム相談にも応じてくださいます。
※会期中5日間とも、島田さんは来店される予定です。



Text&eEdit:Saiko Ena
Portrait photography: Tatsuya Sakaguchi



blinc|ブリンク外苑前
〒107-0062 東京都港区南青山2-27-20 植村ビル 1F
南青山3丁目交差点から30メートル,東京メトロ銀座線 外苑前駅 1a 出口より徒歩2分

営業時間 : 12時 〜20時(土日祝日は11時 〜20時)
定休日 : 月曜日 (月曜日が祝日の場合は、営業。翌火曜日が休み)
Tel : 03-5775-7525

POSTED BY blinc AT 5:30 PM

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