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オーストリアの天才アイウエアデザイナーROBERT LA ROCHE | ロバート ラ ロッシュの作るヌーヴォー・クラシックアイウエアが入荷!-後編-

こんにちは。
元パティシエ眼鏡偏愛家の渡辺です。

今回も、私の大好きなアイウエアブランドのROBERT LA ROCHE(ロバート ラ ロッシュ)のヴィンテージ眼鏡についてさらにご紹介させていただきます。

ROBERT LA ROCHEのブランド説明や定番商品のご紹介は、下のリンクから-前編-のブログをご覧いただければ幸いです。
オーストリアの天才アイウエアデザイナーROBERT LA ROCHE | ロバート ラ ロッシュの作るモダンヴィンテージアイウエアが入荷!-前編-

アイウエアの魅せ方も斬新!今見ても驚きの方法から滲み出る「オーラ」とは?
ロバート ラ ロッシュ(以下ラロッシュ)の作るフレームには目には見えない「オーラ」があり、ラロッシュは、その「オーラ」を自らの世界観に乗せて発信することに長けていました。

ラロッシュは年間50本以上の新作を生み出していた全盛期でさえ、カタログを作らなかった唯一のアイウエアブランドです。ラロッシュ自身もそのことに誇りを持っています。
カタログが無い代わりに、クオリティの高いプロモーションで人々に「オーラ」を伝えていきました。

あえて白黒撮影したり、水の入った袋にフレームを入れ、歪ませた状態の眼鏡を撮影したり、アートの顔にフレームをかけさせたり…。

中でも注目されたのは、アンディ・ウォーホルが創刊した「interview」という雑誌に見開き2ページを使ったプロモーションでした。
当時、「Interview」自体、発行部数は10万部くらいだったのですが、読者の感度が高く、影響力がとても強い雑誌でした。アイウエアブランドが取り上げられたことがなく、ラロッシュが初でした。
ブランドの評価を確実なものにするプロモーションは大成功を収め、瞬く間にROBERT LA ROCHEの発する「オーラ」が世界へ発信されました!

カタログが無いからこそ、実際に自分で探さないと辿り着かない、アーティスティックなアイウエアをご紹介!
ラロッシュのコレクションには、モデルを集約したカタログが無いため、その全容が明らかになっていません。
中にはプローモーションとして撮影されたのに、販売に至らなかった幻のフレームまであるそうです…。笑

だからこそ、世間の目にはあまり触れていない、アーティスティックな眼鏡も多数存在しているのです!
ブリンク外苑前には、そんなROBERT LA ROCHEのアーティスティックな眼鏡も多数入荷しましたので、その一部をご紹介致します!

PRODUCT NAME : 643
COLOR : 618
PRICE : ¥49,500(w/tax)⁠
シャープかつコンパクトなサーモントモデル「643」は、メタルリムの強弱によって、サーモントタイプを表現している眼鏡です。
コンパクトなサイズ感なのに、多角形の形と、上下のコントラストによってしっかりとインパクトのある眼鏡になっております。
フロントのメタリックな感じとは雰囲気の異なる、べっ甲柄のテンプルを採用しているので、前からと横からでは印象が全然違うところもおしゃれです。
今見てもモダンなサーモントモデルとなっています!
ちなみに私も色違いを愛用しています。

PRODUCT NAME : 652
COLOR : 662
PRICE : ¥49,500(w/tax)⁠
鮮やかなグリーンのツーブリッジが一度見たら忘れられない「652」は、オーバルのメタルフレームの中でも異彩を放つアーティスティックな眼鏡です。
レンズの縦幅をグッと抑えたことにより、モードな一面も持つ眼鏡になっています。
テンプルはプラスチックに切り替えられておりますが、深みのある緑の生地をチョイスすることで、同じ緑の中にもコントラストが生まれ、奥行きのある表情となっております。
人とは違う、個性的な眼鏡をお探しの方はいかがでしょうか?!

PRODUCT NAME : 657
COLOR : 625
PRICE : ¥41,800(w/tax)⁠
大昔の眼鏡が古書から飛び出したような「657」は、かなり小さいレンズサイズとブリッジの作りが特徴的な丸めがねです。
ブリッジ部分に独立した足を作ることで、一山式のタイプよりもかかりやすい印象です。
目元の飾りも華やかで、フレームの品を底上げしてくれています。
カラーレンズを入れて、ファッショングラスとしてかけていただいてもかっこいいと思います!
透き通る氷のような透明度の高い生地も美しく、長々と眺めていたくなるような眼鏡です。

PRODUCT NAME : 332
COLOR : 110
PRICE : ¥41,800(w/tax)⁠
やや横長のウェリントンシェイプの「332」は、フロントの生地の余白の使い方が絶妙な眼鏡です。
一見シンプルそうに見えるモデルですが、フロント外側に一段落とすようにして作られた生地の余白によって立体感のある眼鏡になっています。
しっかりと存在感のあるスリードッツの飾り鋲が、クラシカルな印象をプラスしてくれています。
深い色味の緑もとても効いていて、ラグジュアリーな雰囲気もひしひしと伝わってきます!
ちなみに私は、今回このモデルの色違いを購入してしまいました。笑

PRODUCT NAME : S-82
COLOR : 113
PRICE : ¥49,500(w/tax)⁠
ブリッジとヨロイのデザイン性に富んだ「S-82」は、ややスチームパンク感のあるオーバルタイプの眼鏡です。
ブリッジ部分はしっかりと厚みのあるメタルパーツを使いつつも、ストライプ状にカットを入れることで、軽やかさとデザイン性を両立させています。
レンズの天地幅もやや低めに設定することで、モードなイメージでもかけていただけます。
テンプルは赤みの強いべっ甲柄のセル生地に切り替えることで、全体の雰囲気を柔らかくまとめ上げています。
サングラスにカスタムしてかければ、ランウェイも歩けそうなくらいしっかりとした存在感を放ってくれそうですね!

PRODUCT NAME : 549
COLOR : 605
PRICE : ¥53,900(w/tax)⁠
天地の浅いエッジの効いたツーブリッジが印象的な「549」は、ロックなテイストとモードなテイストを併せ持ったサングラスです。
大胆な多角形のレンズは、横長にすることで、シャープな仕上がりになっています。
フレーム全体の色味は、くすんだシルバーのカラーがベースとなっており、ところどころ黒く焦げたような色味が混じることで、なかなか見ない動きのある配色となっています。
テンプルエンドの赤いセルパーツに合わせて、鼻パッドも赤で構成しているところもとても凝った作りとなっています!
懐かしさと新しさの共存するサングラスは、かける人によって無限の可能性を秘めていそうです。

時代を先取りした「ヌーヴォー・クラシックスタイル」の眼鏡は、今だからこそさらなる脚光を浴びる時!
いかがでしたでしょうか?

ラロッシュは、自身の作る眼鏡を、レトロな雰囲気と新しさを合わせ持つ「ヌーヴォー・クラシック」というスタイルの眼鏡だと表現していました。
これはフランス語で、「新しい」という意味の「Nouveau」と「古典的」という意味の「Classique」を掛け合わせた造語で、新しい古典的な眼鏡であるという思いが込められています。
まさにその名の通り、当時の眼鏡としては遥か先を行くデザインやカラーリングですが、昔の眼鏡の要素もしっかりと散りばめられていますね。
時代がやっと追いついてきたのか、今の時代だからこそしっくりくるモデルも多い印象です!
今まで以上に、多くの人々からの注目を集めてゆくブランドとなっていくことでしょう!

ブリンク外苑前では、店頭にてROBERT LA ROCHE VINTAGE(ロバート ラ ロッシュ ヴィンテージ)が大量にご覧いただけます。
前編のブログや、先ほど紹介したアーティスティックなフレームだけでなく、まだまだ紹介しきれないほどの魅力的なフレームが入荷しております!


現在は生産されていないヴィンテージ眼鏡なので、全てのモデルが貴重なコレクションとなっております。
この機会にぜひお試しいただき、オーストリアのヌーヴォー・クラシックアイウエアの世界を体験してみてはいかがでしょうか?



text : Shin Watanabe



blinc|ブリンク外苑前
〒107-0062 東京都港区南青山2-27-20 植村ビル 1F
南青山3丁目交差点から30メートル,東京メトロ銀座線 外苑前駅 1a 出口より徒歩2分
営業時間 : 12時 〜20時(土日祝日は11時 〜20時)
定休日 : 月曜日 (月曜日が祝日の場合は、営業。翌火曜日が休み)
Tel : 03-5775-7525

POSTED BY blinc AT 3:40 PM

TAGS: vintage, ROBERT LA ROCHE VINTAGE