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歴史を纏うアイウェア JACQUES MARIE MAGE|ジャック マリー マージュ

今、世界中で人気を博しているラグジュアリーアイウェアブランド JACQUES MARIE MAGE |ジャック マリー マージュ

ロサンゼルス発のブランドで、少量限定生産をモットーとしており、1本1本にシリアルナンバーが記載されているため、全てがパーソナライズされた1点ものとなっております。

最上の素材を贅沢に使い、最高峰の日本の職人によってハンドメイドで、アイウェアを作製しています。

その洗練されたデザインには様々な文化や時代、国、人々からインスピレーションを得て書き起こされており、バックボーンの見えるアイウェアが世界中から評価され、入手が困難になりつつあるブランドです。



今回は、そんなジャック マリー マージュを代表する「DEALAN」と「TAOS」こちらの二つのモデルをじっくりと紐解いてみたいと思います。



まずはDEALANから見ていきましょう。

DEALAN

1960年代中盤、ボブ・ディランが世界ツアーを回った時に、彼はアイコニックなブラックのキャッツアイのサングラスをかけていました。

無骨でロックな一面も見せつつエレガントさも兼ね揃えていたサングラスで、瞬く間に彼のトレードマークとなり世界中に知れ渡りました。

ジャック マリー マージュのディランは、ボブ・ディランとアイウェアとの深い関係に敬意を払い創られたモデルです。

ミュージシャンの向こう見ずなカリスマ性を呼び起こさせるようなシェイプと、大胆なボリューム感とシャープなラインを持つフレームとなっています。

カッティングにより太めの縁の中に走る一筋の光沢から、美しさとどこか儚さを感じてしまいます。

DEALANのフレームコンセプトは 「このフレームを纏え、そして二度と振り返るな。」この格言のスター感も堪りません。

10mm厚という肉厚な生地を削り出して作ることにより生まれる、重厚感がラグジュアリーな雰囲気を纏わせてくれます。

当時のボブ・ディランが着用していたキャッツアイの形を再現しているフォルムですが、「面取り」と呼ばれる角を落として磨き上げる加工がフロント全体に施されています。

これにより、立体感と丸みが出て、キャッツアイ独特の強さが出過ぎずに、かけやすい形へと昇華されています。

テンプル部分に輝く3点のリベットは、星型のような形のものを使用しております。

これは、昔の乗馬の際にブーツのかかとについていた、馬に刺激を与えてコントロールするための馬具「拍車」の形をモチーフにしているそうです。

言われてみると、昔のウェスタンブーツのかかとにこんな形のものが付いていましたね!

テンプルは、三角形のメタルパーツを7枚の蝶番でかみ合わせるという、強度と美しさを兼ね揃えた、ブランドオリジナルの蝶番パーツを使用しております。

テンプルの生地の張り方も美しく、色気のある光沢感も素敵です。

見れば見るほど細部に美しさが隠れています。

美しさを探したくなり、延々と眺めてしまいますね。

DEALANをかけてみるとこんな感じです。

キャッツアイなのにキツイ印象がなく、かけやすい印象です。

無骨さの中に品の良さと色気を感じるサングラスです。

サイズ感も良く、オーバーサイズまでいかないくらいでかけられそうです。

いかがでしたでしょうか?

サングラスのフォルムだけでもボブ・ディランの顔が目に浮かんでくるようなシェイプですね。

当時の彼のように、ジャケットをビシッと羽織ってDEALANをかけたくなってきませんか?笑

Jacques Marie Mage|ジャック マリー マージュ
PRODUCT NAME : DEALAN53(写真上)、DEALAN(写真下)
COLOR:NOIR(写真上)、AGAR(写真下)
PRICE:¥96,800 (w/tax) (写真上)、¥93,500 (w/tax) (写真下)



次はTAOSを見ていきましょう。

TAOS

1969年公開のアメリカン・ニューシネマの代表作『イージー・ライダー』で有名なアメリカの俳優のデニス・ホッパー。

ジャック マリー マージュは、彼のクリエイティブな精神に深く影響を受けており、TAOSは「HOPPER GOODS」と共同で作成した限定サングラスモデルです。

映画の撮影場所として、またデニス・ホッパー氏の眠る地でもあるニューメキシコ州、タオス・イエスナザレノ墓地にちなんでTAOSと名付けられています。

60年代の理想主義と退廃からインスピレーションされた、ユニークな長方形のフレームが特徴的な1本です。

TAOSは映画「イージー・ライダー」でデニス・ホッパーがかけていたサングラスを彷彿とさせるような印象的なディテールです。

10mm厚のアセテートブロック生地を採用しており、1960年代頃のボリュームのある太いリムのスクエアシェイプがモチーフとなっています。

適度にブリッジのラインを落とし、智(ヨロイ)からテンプルにまで柔らかいデザインで構成されています。

アビエーターのような雰囲気もある大ぶりなスクエアシェイプにはテレビジョンカット(レンズに向かって斜めにカットを入れる構造)を入れており、太さの中に立体感が生まれています。

テンプルは先端に向かって徐々に太さを増していくことで、優しく頭を抱きかかえてくれるようなフィット感が体感できます。

また、生地同士を圧着して腕を作り、重ねるところとそうでないところでのコントラストを出すことで、テンプルに立体感と色の変化が生まれています。

DARK HAVANAのカラーのみテンプルの「芯金」と呼ばれるメタルの骨格が見える仕様になっております。

その芯金にも美しい模様が描かれており、つい見せびらかしたくなってしまいますね。

TAOSをかけてみるとこんな感じです。

かなりボリューム感はありますが、重い印象がなく品のある仕上がりになっております。

レンズの色味もやや薄めなので、マスクをつけていてもかけやすそうな良い塩梅です。

いかがでしたでしょうか?

バイクにまたがって颯爽と駆け抜けるデニス・ホッパーの顔が目に浮かんでくるサングラスですね。

Jacques Marie Mage|ジャック マリー マージュ
PRODUCT NAME : TAOS
COLOR:NOIR5(写真上)、DARK HAVANA(写真下)
PRICE:¥93,500 (w/tax)



今回ご紹介させていただいた2本のモデルは、ディテールの格好良さや高級感だけでなく、その当時のカルチャーまでも呼び起すような印象的なサングラスでしたね。

歴史を纏うという感覚を味わえるJACQUES MARIE MAGE|ジャック マリー マージュのアイウェア。

是非店頭にてお試しいただきたいです。

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POSTED BY blinc AT 5:05 PM

TAGS: Jacques Marie Mage, sunglasses, ジャック マリー マージュ