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スタッフ新井がサヴィル ロウをオーダーしてみた。

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こんにちは、“カレーとメガネ”の新井です。

先日念願の2本目となるサヴィル ロウをオーダーましたので、その過程をブログにまとめることにしました。

サヴィルロウをご検討中の方は参考にして頂けますと幸いです。



1 テーマ決め

まずサヴィルロウをオーダーする上で重要となるのがテーマ決めです。

どんなシーンで使いたいかは勿論、どんな一本にしたいかを明確にすることでスムーズに決定することができます。

今回僕が決めたテーマは『季節を問わずオールマイティに使える、スーツが似合う英国紳士がかけてそうな一本』です。

因みに残念ながら僕は普段スーツを着ませんし、紳士でもありませんが、せめて気持ちくらいは。



2 ベースとなるモデルの決定

まず最初に決めるのはフロントの形です。

サヴィル ロウには定番の”PANTO”を始め、伝統的な英国スタイルである”QUADRA”など数多くのモデルが存在します。

ここではどれを選択されてもお値段は変わらないので、自分の掛けたいシーンに合わせて選ばれることをお勧めします。

例えば、ビジネスシーンのみでしか使わないので、カジュアル要素は極力排除したい!という方にはレンズの縦幅が狭い“The Leeds”や”The Orford“を。

いやいや普段スーツは着ないし、少し外した感じで。という方にはカジュアル要素が強い”PANTO“や”QUADRA“を。

スーツはよく着るけど、印象が硬くなりすぎるのはな〜というそんなわがままなあなたには、レンズの縦幅を抑えたパントスタイルである”SHALLOW PANTO“など。

かけたいシーンに合うフロントシェイプは必ずございますので、まずはお気軽にご相談ください。



3 サイズ選択

ここが一番重要です。似合う似合わないは顔に合ったメガネの形だと思われていませんか?違います。メガネはサイズが命です。

そこで、いけすかない僕の顔面で申し訳ございませんが、こちらの2枚でサイズ比較を。

まずは大きめのサイズ。

そして次に今回選択した45サイズです。

同じ形でも全然印象が変わりますよね。

実はメガネには必ず似合うメガネフレームに対する顔幅と瞳の位置関係が存在します。

気になる方は是非ブリンクベースの新井まで。大事なことは直接言いたい派です、すみません。

サヴィル ロウは基本的には各モデル2ミリピッチでレンズサイズを選択することができますので、確実に似合うメガネが見つかるのです。



4 何を巻くか

次にフロントに何を巻くかです。

サヴィル ロウにとっては定番のセル巻きも、最近他ブランドでは見かけなくなってきました。日本製のメガネではよく似た見た目の七宝にとって変わってきています。日本でしか生産できない七宝も、メンテナンスフリーで経年変化も少なく勿論魅力的です。しかし日本では無くなりつつある昔ながらのセル巻きは、メンテナンスなど多少の手間はかかりますが、まさにそこに英国製品の魅力を感じます。

勿論メンテナンスは私達の仕事ですのでお任せください。

エレガントな雰囲気を演出することができ、新井も3年弱愛用しているレザー巻きの魅力については過去のこちらのブログをどうぞ。



今回僕はオールマイティに使えるというテーマに乗っ取り、ここはカスタムなしで。

何も巻かなければロールドゴールド製法独特の18kの魅力を最大限に引き出すことができますね。



5 カラー選択

次にメタルのカラーの選択です。

通常の光沢があるゴールドカラーとシルバーカラーに加え、肌馴染みの良さとフォーマルな印象を演出するできることが魅力のマット加工、ジュエリー的要素をプラスできる彫金仕様などからお選び頂けます。

迷いましたが、今回は肌馴染みの良さとロールドゴールドの魅力を追求すためにGold Shiny に決定。



6 テンプル選択

最後にテンプルの選択です。僕の今回のオーダーで一番の肝ですね。

縄手テンプルは日本で製造することができる工場が激減し、日本製のメガネでは消滅しつつあるデザインのひとつです。

縄手テンプルをカスタムすることにより、眼鏡という道具の枠を超え、英国製プロダクトとしての骨董品的価値を高めてくれる気がします。

このNo.24テンプル。メタルがゴールドの場合プラスチック部分はChestnutが定番ですが、Blackにすることで最初のテーマだったオールマイティに使えることは勿論、スーツにもバッチリ合います。

さて、完成品がこちらです。

SAVILE ROW | サヴィル ロウ
PRODUCT NAME : OSRC1 45-20-165 with No.24 Matt Black
COLOR: GOLD SHINY
PRICE:¥45,650-(w/tax)



この写真をつまみにスコッチがグイグイいけそうです。

以前から愛用しているもの2本と並べみるとなおイイですね。自己満です。



如何でしたでしょうか。

メガネを買い尽くしてしまい手持ち無沙汰になっているコレクターの方には勿論、私が特にお勧めしたいのは、私ってメガネ似合うの?と思われているメガネの迷子のそこのあなた。似合うメガネが見つからないなら自分で一から作ってしまえばいいのです。是非一度ブリンクベースへお越しください。新しいサヴィル ロウをかけて英国紳士になりきった新井がエスコート致します。

長くなりましたが今回はひとまずこの辺で。 

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