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これは絶対に欲しい! 神山隆二さんの作ったサングラス!

新年あけまして、おめでとうございます。
今年も、ブリンク ベース共々どうぞよろしくお願いします。
荒岡俊行

新年の最初のブログは、昨年末からブリンク ベースで、シルクスクリーンアーティスト/ ペインターの神山隆二さんのデザインによるサングラスを先行受注販売していますが、
神山さんのサングラスが、いかに優れているかを荒岡が熱弁させていただきます!!!

神山さんといえば、BRICK&MORTAR中目黒で、アーティストの村上周さんとの二人展「SHUT UP AND DRINK」が、現在開催中です。

今回は、神山さんのサングラスの発売を記念して、ブリンク ベースでも、そのサテライト会場として、佐賀の波佐見焼で作った花器“ Tsubo Chin (ツボチン) ”に神山隆二さんのアートワークを加えた特別限定モデル(for blinc vase) を数量限定にて販売させていただきました。
PRICE: 11,000yen(w/tax)

自分仕様のサングラスで、まさかの衝撃プライス!?

まず神山さんのサングラスの素晴らしい点は、自分が使用する立場に立って、「ユーザー目線」で作っています。
神山さんは、スケートボードやスノーボードをすることから、ある程度ハードな使い方にも耐えられないといけないないというのが大前提にあります。

素材を削り出しで作らないで、樹脂を型に流し込んで固めるという成形、インジェクションで製作しているので、ロットは大きいですが 1個あたりの製造コストも抑えられました。

価格は、なんと税抜きで、12000円です!

削り出しで作ったサングラスが、2個か3個も買えちゃう価格です…..

SABRE | セイバー
PRODUCT NAME: TOMA
COLOR: GRAY, KHAKI
(GRAYのフレームにはGOLD、KHAKIにはBLUEのミラーレンズが付属)
PRICE: 13,200yen(w/tax)



インジェクションという製造方法を逆手にとった発想
インジェクションという製造方法は、スポーツ系のサングラスや安いメガネに通常使用します。

デメリットとしては、調整する時に微調整が出来ないとか、鼻の当たりを良くするノーズパッドの後付けが出来ないなどフィット感に問題があります。

しかし、この神山さんのサングラスの優れているところは、素材の弾力性を活かし、素材に厚みを付けたり薄くしたりして、心地良いフィット感を見事に実現しているのです!!!

しかも、鼻にあたる部分も、ノーズパッド自体の厚みを付けて、鼻が低い僕でもピッタリなのです!

なんで眼鏡畑でもない神山さんが、そこまで出来るのか不思議でしょうがないです!
(これには裏話があり、何度も試作を作っては、実験を重ねたそうです。)

誰にも真似出来ない感性が生んだデザイン
フレームのデザインは、神山さんのお家の猫の目をスケッチして描かれたパント(ボストン型)とキャットが合わさった、なんとも形容しがたい美しいラインです。

艶消しのマット感と素材の厚みを増して重厚感を作ります!
そして透け感のある半透明なカラーにより、重たさを少し打ち消して上品に仕上げています!

この足し算と引き算を使って、この造形美を作り出しています。

しかし、神山さん自身はおそらく計算していないはずです。
全ては、研ぎ澄まされた感性なのです。
だから、ほんとに美しいのです!!!
この感性は、だれも真似できません!



今までにありそうで無かった新しいジャンルのサングラス
ちなみに神山さんは、大の眼鏡好きです! 眼鏡にもとてもお詳しいです。

なので、正直なところ神山さんがもし眼鏡を作るなら、伝統的な「削り出し」の製法でされると思いこんでました。

それをあえてのインジェクションで作ったのは、とても意外でした!

しかし、試着したらインジェクションで作った意味が一発で分かりました。
この素晴らしいデザインで、この心地良い掛け心地は、まず他にはないなと衝撃的でした!

ゴリゴリのスポーツ系のサングラスともまた違うし、レンズのカラーも薄いのでデイリーユースで気軽に掛けられる新しいジャンルのサングラスです!!!

これは、僕もマジで欲しいです!!!
度付きレンズを入れて、スキーやキャンプに行くにも絶対便利です!

眼鏡は持っているけどサングラスを持っていない方、眼鏡もサングラスを持っていない方には、
とてもオススメの1本です! いやオススメの2本かもしれません!
家族や友人にプレゼントにしても、きっと喜ばれると思います!

試着してみないと、この神山さんのサングラスの良さは、ほんとに分からないかもしれません。
ぜひ店頭にお越し頂き、その素晴らしさをお手に取って感じていただけたら幸いです。

text&photo Toshiyuki Araoka

(神山さんのアトリエの壁面)

神山隆二 RYUJI KAMIYAMA
1972 年、東京生まれ。
シルクスクリーンアーティスト/ ペインター
90年代初頭、グラフィック業界から衣服の世界へ.
ブランド「FAMOUZ」として裏原宿での活動を1 0 年行う。
活動後、路上から公共に至る場所にてライブペイントを中心に東京での2003年初個展を皮切りに、
SF 、LA 、北欧などで展覧会を開催。近年は、国内での展示を中心に国内外での壁画やショールーム、ウィンドウを描き続けている。
また、石川顕、JERRY 鵜飼と共に“ULTRA HEAVY”としての活動も行っている。
https://ryujikamiyama.com/
Instagram: @ryuji_kamiyama



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