”ブランドらしさ”の極致。RIGARDS新作コレクション

こんにちは。ブリンク外苑前の田中です。
個人的にも入荷を待ち望んでいたブランドから、新作が入荷しました。
香港出身のデザイナーTI KWA(ティ クワ)氏がフランス・パリを拠点として活動しているブランド「RIGARDS」
今回も、非常に濃い内容となっております。
「RG1948ZC」
Model: RG1948ZC
Color: MIDNIGHT DIRTY、TITANIUM ANTIQUE、LIGHT BROWN、JADE PATINA
Price: ¥129,360(w/tax)
新作の中でも、ひときわ目を惹く ZEEGY CHENとのコラボモデル「RG1948ZC」
定番の「マッドサイエンティストシリーズ」の派生モデルとして、登場しました。

まず、こんな玉型は見たことありません。
レンズの形はほぼスクエアなのに対し、レンズを嵌め込むヤゲンという溝は、形容しがたい摩訶不思議な形。このディテールは、カラーによって印象が大きく変わります。
「TITANIUM ANTIQUE」「LIGHT BROWN」の2色は肌馴染み良く、主張は抑えめ。
対して「JADE PATINA」「MIDNIGHT DIRTY」の濃い2色は、輪郭がハッキリと出るため、上下の”ツノ”が強調されます。
テンプルは、外に向かって段をつけて広がる「Z型テンプル」
頭を優しく包み込んでくれるような、軽いかけ心地に仕上がっています。




フレーム単体でも十分存在感ありますが、クリップをつけることで、本領発揮するのがこのモデルです。
フレーム側の直線的な玉型に対し、クリップは丸みのあるオーバル型を組み合わせることで、人間の”瞳”を彷彿とさせるようなビジュアルに、さま変わりします。
クリップオンの眼鏡は、フレームの玉型とクリップの玉型を揃えるのがセオリーですが、そのセオリーに反することで独自性を生み出し、RIGARDSらしさが全面に出ています。




ブリッジ形状とフレームカラーが異なる、2種類のクリップが展開されており、クリップのカラーによっても大きく印象が変わるため、気分に合わせて楽しんでいただけます。
視界は悪くなりますが、ダブルクリップにしてもカッコイイですね。
”レンズが小さく、ブリッジが広い”というRIGARDSの黄金比は崩さずに、強烈なアレンジが加えられたモデルに仕上がっています。

「RG1081AG」
Model: RG1081AG
Color: ANTIQUE SILVER、SILVER POLISHED
Price: ¥170,500(w/tax)

こちらはSILVER925で構成されたリムレスのモデルです。
「SILVER925のリムレスフレーム」という言葉の響きだけで、浪漫を感じますね。
RIGARDSとしては数少ないリムレスモデルですが、その中でも、しっかりとモダナイズされ、現代でも取り入れやすいデザインに仕上がっています。
リムレスと言えど、SILVER925を使用しているため、しっかりと重厚感が感じられます。しかし、フルリムのSILVER925ほどのヘビーな重さではありません。


リムが無く、少ない要素でブランドのアイデンティティを表現しなくてはならないリムレスは、デザインや装飾を盛り込み過ぎてしまうと、「いやらしさ」が出てきてしまいがちですが、リムレスで最初に目線が行きやすいブリッジ部分の形状に変化をつけ、シャープさを残しつつ存在感のあるリムレスに仕上がっています。

テンプルとテンプルエンドには、2箇所に天然石が埋め込まれています。
「ANTIQUE SILVER」には、金褐色と黒の縞模様が美しい天然石「タイガーアイ」が使用され、「SILVER POLISHED」には、鮮やかで深い緑色が特徴の天然石「マラカイト」が使用されています。やりすぎない程度の、ささやかな装飾性が、全体のデザインに上品なアクセントを与えてくれます。

「RG1070」
Model: RG1070
Color: BLACK、 UNI BLACK&WHITE
Price: ¥192,720(w/tax)
バッファローホーンを使用したこちらは、一目見ただけで「あ、RIGARDSだ」とわかってしまう程に”らしさ”が溢れているモデルです。
この異質な雰囲気の要因は、サイズバランスが大きく関係しています。

なんと、レンズとブリッジが、全く同じ33mmで構成されています。
先ほどのRG1948ZCでもお伝えしましたが、RIGARDSの黄金比である、”レンズが小さく、ブリッジが広い”というサイズバランスを、強調することで、スチームパンクな世界観が、より引き立ちます。


面の取り方も独特です。
智元、リム上、リム下、ブリッジ、それぞれに、流動的で丸みを帯びたカッティングが施されており、同じ生地の中でも、ツヤとマットを交互に仕上げることで、気持ちの良いリズムが生まれています。

「RG00UW20」

Model: RG00UW20
Color: UNI BLACK&WHITE
Price: ¥147,290(w/tax)
個人的に最も推したいのが、こちらのバッファローホーンのモデル。
フロントの圧倒的なボリュームからテンプルに至るまで、一切の妥協なく、すべてをバッファローホーンで構成した贅沢な一本です。

ベースはアメリカンクラシックのウェリントン。
しかしこのフレームに、いわゆる“アメリカらしい無骨さ”はほとんど感じられません。
アメリカンクラシックの完成されたサイズバランスをあえて崩し、縦幅を大胆に深く設定。さらに上部には、目尻が鋭く吊り上がって見えるようなカットを深く入れることで、角度によってはレンズとフレームの境界が曖昧になり、むしろ既存のアメリカンクラシックウェリントンの文脈から、大きく逸脱しています。

結果として生まれているのは、クラシックの延長ではなく、
“再構築されたウェリントン”。
RIGARDSらしい、明確な違和感と存在感を備えた一本です。
サイズはブランドの中でも比較的大ぶりのため、女性があえてオーバーサイズで掛けるのも良し、男性が余裕を持って掛けるのも良し。
どちらにしても、ただの「似合う」では終わらない、強い印象を与えてくれます。

「RG1939ZC」

Model: RG1939ZC
Color: DIRTY MIDNIGHT、ANTIQUE TITANIUM、ANTIQUE BRONZE
Price: ¥125,400(w/tax)
こちらは新作ではありませんが、人気かつ、非常に完成度が高いモデルのため、ぜひご紹介させてください。



チタンに凹凸のある傷を付けて、錆びの様な加工を施したボストン型のモデル。
智元が高い位置に設計されており、ボストンらしい逆三角形の表情が、より際立ちます。
上部のラインからテンプルまでの流れる様なラインが美しいです。

丁番にはRIGARDS独自のバネ丁番が採用されており、頭を包み込む様な軽やかな掛け心地を実現しています。
今回は「DIRTY MIDNIGHT」「ANTIQUE BRONZE」「ANTIQUE TITANIUM」の3色の入荷です。
まさに三者三様、どの色もそれぞれ違う表情を持ちながら、どれもカッコ良い。
「ANTIQUE TITANIUM」は初入荷でしたが、これまた素晴らしい。
鈍いシルバーの色味が、凹凸のあるテクスチャとよく調和し、非常に一体感のある仕上がりです。
個人的にこのモデルは、誰が見ても納得できるような、問答無用のカッコ良さを秘めていると感じています。
ブランドらしさは残しつつ、RIGARDSの中でもベーシックなデザインに収まっているため、初めてRIGARDSを手に取る方にも、強くオススメしたいモデルです。


”ブランドらしさ”
今回は、中々のボリューム感でご紹介させていただきました。
RIGARDSが作り出すフレームは、全てのモデルから”RIGARDSらしさ”を強く感じます。
これほどまでに、何を作ってもそのブランドの色が出るブランドというのは、やはり説得力がありますね。
その“らしさ”は、決して奇抜さだけで成り立っているものではなく、素材選びや構造、バランスなど、すべての要素が互いに支え合いながら生まれています。
text : Kouki Tanaka
スタッフ情報はこちらから
blinc|ブリンク外苑前
〒107-0062 東京都港区南青山2-27-20 植村ビル 1F
営業時間 : 12時 〜20時
定休日 : 月曜日 (月曜日が祝日の場合は、営業。翌火曜日が休み)
Tel : 03-5775-7525



