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SAVILE ROW|サヴィル ロウ の新たなカスタム、ENGRAVEDがラインナップ。

レンズシェイプ、フレームカラー、テンプルの形状などを組み合わせて自分だけのカスタムアイウェアを作ることが出来る SAVILE ROW|サヴィル ロウ 。そのカスタムに新たなラインナップが加わりました!!

その名も「ENGRAVED(エングレイブド)=彫金」。メタルフレーム全体に細かく彫金を施したこのスタイルで、カスタムの選択肢がさらに広がります。

今回は ENGRAVED の歴史やモチーフ、カスタムした時にどういう雰囲気になるか?など掘り下げてご紹介しますので、ぜひオーダーのご参考にして下さい!



【 歴史を感じる、彫金の眼鏡 】

SAVILE ROW|サヴィル ロウ
PRODUCT NAME: OSRC8 ROUND
COLOR : Rhodium Engraved
PRICE: 42,660 yen (w /tax)

これがENGRAVEDのカスタムをしたOSRC 8 ラウンドシェイプ。引きで見ると、全体にしっかり装飾が入っているのが分かります。グッと寄りで見てみましょう。

フロントレンズ周りには細かいドットの模様。

側面を見てみると、放射状の柄が続けて彫られています。細かく丁寧な細工で、さらに高級感が増しますね。

そもそも彫金入りの眼鏡の歴史はとても古く、1920年代、第一次世界大戦の影響で職を失ったジュエリーの職人たちが眼鏡の仕事に就くようになり、その技術を活かしてメタルフレームに彫金を施すようになったと言われています。

つまり、サヴィル ロウの眼鏡を作っている工場「Algha Works」の創業、1936年より前から、眼鏡の歴史に脈々と受け継がれている技法なのです。



【 イギリスの伝統「SUN BURST」 】

さらにサヴィル ロウの彫金はモチーフにもこだわりが。これは「SUN BURST(サンバースト)」といって、太陽の光や、日が差す様子を抽象化したモチーフです。

1800年代後半〜1900年代前半、世界全体に植民地を持っていたイギリスが「ある領土で日が沈んでいても、別のどこかでは日が昇っている」ということから、当時は自国の繁栄を表すのに好んで使われていたモチーフだったとも言われています。

National Health Service = イギリスの国営医療サービスで支給された眼鏡を製造していたサヴィル ロウ。彫金のモチーフにサンバーストを選んだのは、単なる装飾ではなく、イギリスを代表する眼鏡ブランドであり、今でも「Made In England」を守り続ける彼らの矜持の表れかもしれません。

【 オーダーもENGRAVEDがお勧め 】

このENGRAVED、もちろん写真の ラウンドタイプだけでなく、他の型番でも+¥3,780-でオーダーが可能。

通常のShiny Gold やShiny Silver と比べると少し艶感が減って落ち着いた印象になるので、艶ありのタイプと艶なしのタイプのちょうど中間ぐらいの質感になります。引きで見るとそこまで目立つこともないので、彫金が入っていてもさりげなくかけられます。
またテンプルにもしっかり彫金が入るので、横から見たときの雰囲気もポイント。

なにより、通常のカスタムでは出せないこのクラシックな質感がたまらないですよね!80年以上続くイギリスの老舗ブランドがやるからこそ、説得力があって深みが出るもの。これは、オーダーをご検討の皆様をさらに悩ませてしまうかもしれません(笑)

いかがでしたか?他にもサヴィル ロウのオーダーについて気になることがございましたら、お気軽にご相談ください!スタッフ一同、店頭でお待ちしております。

Photo: Kota Takakuwa
Text: Naoto Yazawa

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