logo

Vol.11 2013.9.15

Tomoyuki Kobayashi 小林 資幸

今回の『Megane GENTS & 美女』は次世代の東京を代表するブランドと呼び声の高い「PHINGERIN(フィンガリン)のディレクター小林さんを撮影させて頂きました。

ニュー・ウェイブやパンク、テクノポップなど多くの音楽から影響を受けた、独自のメガネ選びやスタイリングは必見です。

また、ご自身でメガネをリリースするほどのメガネ好きな小林さんのインタビューをどうぞお楽しみ下さい。

<編集者>

本日お掛けになったサングラスはどのような経緯で購入されたのですか?

<小林さん>

これは、Old Focals(オールド フォーカル)というアメリカのメガネで、知人に頼んで最近アメリカから取り寄せてもらいました。

イメージはバディー・ホリーの掛けていたマスクのようなメガネで、大抵はクラシックというと黒色やべっ甲色がほとんどなので、このクリアカラーは珍しいですね。

クラシックなのにクリアな色がフューチャリスティックな雰囲気を創り出していて気に入っています。このサングラスは元々、透明のレンズが入っていて防塵メガネみたいだったので、ブルーのレンズを入れて涼しげなサングラスに変えてみました(笑)

<編集者>

アイウェアを選ぶ時の基準などは特にありますか?

<小林さん>

そうですね~。自分がアイウェアを選ぶ時は、少し現実離れしたコスプレのような感覚なのかもしれません。

例えるなら”戦隊モノ”の変身道具のような物ですかね。

あとは、憧れのアーティストが掛けているメガネを真似することで、その本人に”変身”できるような気持ちにさせてくれます。

だから、憧れのアーティストが着ている1万円のT-シャツを買うよりも、3万円のメガネを買ってしまうとか、過去には洋服よりもメガネやサングラスにお金をかける事もありましたね。

よく、メガネをスタイリングの ”外しアイテム” として使う人はいると思いますが、逆に僕はメガネを掛けることでキャラクターを "はめこむアイテム" として使っています。

なので、メガネやサングラスを身につける場合は、先に掛けるメガネやサングラスを決めてから洋服を選ぶ事が多いかもしれません。

<編集者>

小林さんはどんなきっかけでサングラスを掛け始めたのですか?

<小林さん>

サングラスを掛けだしたのは中学生の時ですね。

サングラスには憧れていたのですが、ファッションとして掛けるのは少し恥ずかしくて。

当時、ルアーフィッシングにハマっていたので、フィッシング用と名目をつけてサングラスをかけていました。

釣り用なのでサングラスにはCHUMS(チャムス)のグラスコードもつけていました(笑)

<編集者>

ご自身でもPHINGERINからメガネをリリースされていますが、どのような物をお作りになったのですか?

<小林さん>

自分が持っているポラロイド社のメガネのフロント部分の角張ったデザインが好きで、それを元に知人を介して鯖江の職人さんに制作を依頼しました。

オリジナルのメガネを作るのは初めての経験だったので、最初はプラスチック生地を厚くしてしまい、重くなってしまったので、軽くするために厚みを薄くしました。

そして、フロント部分のアウトラインを変更したり、ノーズパッドを付け直したり、細部にこだわって丁寧に重ねて作り上げました。

<編集者>

フロントのアウトラインにはエッジがあるのに、レンズの形は丸みがあり、独特なデザインでカッコイイですね!

今後は新しい形のアイテムをリリースする予定はあるのですか?

<小林さん>

自分で作るからには一つのスタイルに愛着を持って作り続けたいと考えています。なので、今季は配色を変えてリリースしています。

※こちらでPHINGERINのアイウェアがご覧いただけます。

http://phingerin.com/items/season/2013-14aw

<編集者>

本日のサングラスをスタイリングに合わせたポイントを教えてください

<小林さん>

今日のサングラスはバディー・ホリーの掛けていたクラシックなメガネにインスピレーションを得ていますが、あえてフューチャリスティックさを持つクリア色の物を選んでいます。

それは、ニュー・ウェイヴのバンド「DEVO」から影響を受けていて、”ロカビリー ミーツ フューチャー”や”レトロ フューチャー”のような古いものと新しいものがミックスされた感覚からきています。

T-シャツに関しても元「プラスチックス」の中西俊夫さんがデザインを手掛け、中西さんの所属していたバンド「MELON」のT−シャツを合わせてコーディネートしました。

<編集者>

やはり音楽から影響を受ける事が多いのですね。

<編集者>

最後に小林さんの考えるファッションの中でのアイウェアの役割を教えてください。

<小林さん>

ファッションという前に、結構緊張する方なのでサングラスを掛けていると緊張が少し和らぎますね(笑)

メガネに関しても少し色が入っているとクールダウンするというか、落ち着く場合があります。

話している相手からすると、外してほしいのかもしれませんけどね(笑)

また、やっぱりアイウェアは”変身”するような気持ちを切り替える道具の役割があると思います。

<編集者>

なるほど、確かに気持ちを落ち着かせたり、切り替えるためにアイウェアを掛けるのは良いですね。

本日はとても興味深いお話をうかがえて楽しかったです。

誠にありがとうございました。

<編集者>

今回のインタビューでは、小林さんのスタイリングとプロダクションに対する普段では伺うことができない、こだわりあるお話を伺えたのがとても嬉しかったです。

小林さんがカッコいいと思うアーティスト達がメガネやサングラスを掛けていた事が多く、少しでも憧れの人になりきれればという発想は面白いですね。

すごくピュアでいて、シンプルなので、小林さんの裏表なく純粋で探究心のある人柄が伝わってきました。

撮影当日は8月の雨の降る中のシューティングでしたが、笑顔で快く引き受けていただいた小林さんに深く感謝いたします。

Tomoyuki Kobayashiスタイリング写真

[ スタイリング ]

アイウェア :
オールド フォーカル
T-シャツ :
エットネ(MELON TEE)
パンツ :
フィンガリン:
シューズ :
クロケット アンド ジョーンズ

Tomoyuki Kobayashi
小林 資幸

PHINGERIN Director
フィンガリン ディレクター

URL http://phingerin.com/

Copyright (C) 2013 Megane GENTS & 美女. All Rights Reserved.