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Vol.24_2016.12.14

Ryohu 呂布

今回の『Megane GENTS & 美女』 は、フリースタイルラッパーで、ヒップホップ・クルー『KANDYTOWN』ではラッパー、ビートメーカーをつとめる呂布さんにお話を伺いました。実はブリンク ベーススタッフの高桑とは、幼少の頃からの友人でもあります。今年の春には、EnaLloidの『EnaLloid Store』というムービーで、偶然共演も果たしました。今回は呂布さんのご実家の酒屋さんに伺い、倉庫を改装したスタジオと、地元の公園、二子玉川の河川敷で撮影を行いました。もともと呂布さんはいつも自然体で、人に緊張させない雰囲気を持っていることもあり、いつもよりリラックスした感じの『Megane GENTS & 美女』になりました。

 

ぜひご覧ください。

<高桑>

今日はよろしくお願いします!

早速だけど、確かメガネの度数、強いよね。普段かけてるメガネは選ぶ基準はあるの?

 

<呂布さん>

今まで自分で選ぶのは家でかける用だったから、あんまり主張せず、シンプルなのを選んでたかもしれない。顔ちっちゃくて選ぶ時結構大変だし、似合うのが多くない。

 

<高桑>

顔が小さいと、基本どれかけても合うっていう感じではないもんね。

 

<呂布さん>

まだ「このメガネのここがヤバい」とか、言えるところまで辿りつけてない…。

 

<高桑>

音楽もそうだけど、入口はそんなもんだよね(笑)。

 

<呂布さん>

そうそう、かけてるとなんかみんないいって言ってくれてるし。今持ってるのはEnaLloidさんが声かけてくれて、その中から選んだやつ。

 

<高桑>

N. HOLLYWOODEnaLloidのコラボモデルは、EnaLloidのムービーの時に選んだやつだよね。それ似合ってるよね。

 

<呂布さん>

これね、いいですよ。え、N.HOLLYWOODって、あのN. HOLLYWOOD

最近リーボックとN. HOLLYWOODのカプセルコレクションが出たんだけど、最近ゲットしちゃって。明日の撮影の時も着ようかな(笑)。

 

<高桑>

N.HOLLYWOODは軍モノ系のアイテムが強いから、素材とか詳しいし、面白いよね。

話は戻っちゃうけど、逆にかけないメガネはあるの?

 

<呂布さん>

丸メガネはちょっとアジアの怪しい人みたいな感じになっちゃう。

俺的にそれはかっこいいと思ってないっていうか、コメディになっちゃう。

デザインしている人はかっこいいものを目指して作ってると思うから、自分がカッコよく身に付けられるものを選ぶ。丸は違和感しかなかった…。

最近はメガネを外でもかけるのに慣れてきたし、かける事が増えてきたね。

 

<高桑>

じゃあ、今回の取材は…。

 

<呂布さん>

マジでちょうどよかった(笑)。

サングラスって、かける人にもよるだろうけど、俺はチャラくはなりたくないの。

サングラスかけててチャラく見えるのは嫌。

 

<高桑>

イケイケだな、みたいな(笑)。人によるけどね。

 

<呂布さん>

そうそう。でも車とか乗るし、夏場とか日差し強い時とか、結構サングラス欲しいから。

 

そんな時に選んだサングラスもあるよ。それもEnaLloid。何でもかけて似合うわけじゃないから。自分の中のベーシックになってるかも。

SUPER BY RETROSUPERFUTURE

PRODUCT NAME: GIAGUARO

COLOR: BLACK

 

<高桑>

今後はこんなPIMPな感じのメガネもあるとかっこいいかもね。

 

<呂布さん>

KANDYTOWNは十何人もメンバーがいるし。みんな服とかで個性出してるけど、メガネはいないしね。

 

<高桑>

海外のアーティストでも、キッド・カディとか。あの人はいつもいけてる感じのちょっとナードな感じのかけてるよね。

 

<呂布さん>

あとケンドリック・ラマーも最近かけてるよね。

 

<高桑>

わりとスタイリッシュなラッパーの人たちがかけはじめてるよね、ファレルも。いけてる人はメガネかけてる。

 

<呂布さん>

HIP HOPもメガネ、サングラスかけてるよね。

わりとストリートギャングスタみたいな人はあんまかけてないかもしれないね。

 

<高桑>

わりと世に出ることを考えてる、おしゃれな人たちがかけてるのかもね。

面白いよね。

 

<呂布>

そういうことがダサイと思ってる人たちはかけてないかもしれないけど。

メガネを人前でかけるのって、新しい感覚。メガネってプライベートでかけてはいるけど、そこに対して今までこう、かけて外に出るわけでもなかったし。かけた顔は近い人にしか見せなかったから。“おしゃれ”っていう成分はだいぶカットしてた(笑)。

 

<高桑>

しかもアレだもんね(笑)。

 

<呂布>

そう、視力が悪すぎて目がピーナッツみたいになっちゃうから(笑)。

実用でしかメガネを見てなかったからね。こうやって(メガネを前後して)遊ばれるし。

 

<高桑>

ケント・デリカットみたいなやつ?目がちっちゃくなるから、あれの逆バージョンでしょ。

 

<呂布>

そう、メガネかけてると呂布じゃなくなる。「中山さんが来ました!」って感じ。

 

<高桑>

中山亮平だもんね(笑)!

 

<呂布さん>

「あぁ、中山さんどうも!」みたいな。うわー、みたいな(笑)。

 

<高桑>

「今日呂布来てないの?」みたいな(笑)。

 

<呂布さん>

そのくらい顔が変わっちゃう(笑)。

 

<高桑>

キャップをかぶるみたいに、眼鏡もその人のトレードマークになったりするからね。

意外と多いじゃん。マルコムXがブロータイプのメガネをかけてたり。ポップな方だと、ジョン・レノンもかけてたし。キャラ作りっていう面もあるよね。

 

<呂布さん>

メガネが俺にとって普通に必要なものっていうのももちろんあるし、それがしっくりくるようになってくればね。

BARTON PERREIRA

PRODUCT NAME: CLARENDON

COLOR: BLACK/PEWTER

 

<高桑>

今後は遊びに入れるんじゃない?今までは合う、合わないで選んでたけど。

よかったじゃん、遊べるものが増えるのって。

では、早速今かけてるメガネのいいポイントを見つけてください(笑)。

 

<呂布さん>

レンズが、ない(笑)! ※撮影用にメガネにレンズが入っていません。

…じゃなくて、フレームのここ(彫金の部分)じゃない?

 

<高桑>

その装飾がね。

1929年から1933年にかけて世界大恐慌が起こって、30年代から金属の加工職人がメガネ業界に移って、フレームに彫金が入るようになったんだって。

 

<呂布さん>

へー、彫金がチープに見える時もあるけど、これはいい感じだね。

 

<高桑>

そのメガネはL.A.BARTON PERREIRAっていうラグジュアリーブランドのだからね。ちょっと見た目年齢が上がる感じもするね。

 

<呂布さん>

パンツにシャツINして、MA-1とかジャケット羽織って、若作りして超かわいい女の子をつれてる、みたいな(笑)。「何?どうしたんだろう?」みたいになる?プラスにとらえてもらえたらいいけど(笑)。

 

<高桑>

確かにちょっとうさんくさい感じは出せるかもね。

 

<呂布さん>

パトロンみたいに捉えられたらやだな。連れてる女の人が重要かもね(笑)。

 

<高桑>

そういえば、レコーディングお疲れ様でした。ところで、KANDYTOWNのトラックは誰が作ってるの?

 

<呂布さん>

俺とNEETZ(ニーツ)ってやつと、MIKI(ミキ)。だいたいいつもニーツ。

近所に住んでたよ。功太くんと同じ小学校の1個下でサッカーやってる奴いたでしょ、これがニーツ。(写真を指して)

 

<高桑>

あいつか!知ってるよ!そういうことか(笑)!

 

<呂布さん>

俺がバスケ一緒にやってた後輩がDJやってて、ハタチ超えてからまた再会して、ニーツってやつがトラック作ってるって聞いて、そこから。

 

<高桑>

音楽は中学からはじめたんだっけ?何をやってたんだっけ?ラップ?

 

<呂布さん>

そう、ラップ。完全にラップ。

 

<高桑>

前に取材の記事でキングギドラを聴いたのがきっかけって言ってたの、読んだよ。

 

<呂布さん>

そう、小学校5年生くらいからかな。中学生前後ってやんちゃ盛りじゃない。そういうのがかっこいいって思ってて。俺の友達の兄ちゃんがヤンキーっぽい人で、弟に(キングギドラのCDを)貸して聞かせてて、一緒に聞いて、「超ヤバいじゃん!これかぁ、すげえ!」って思って。

歌詞なのか、トラックなのか、当時はHIP HOPの文化も何もわかんないけど、ただそのアルバム聞いてて、何かすげぇイケイケだし。

 

<高桑>

日本のHIP HOPからなんだね。

 

<呂布さん>

そう、日本のアーティストを聞くようになって。そんなことをしてたらHIP HOPって日本ではじまったものじゃないし。「俺らが生まれた頃の90年代のHIP HOPがやばいよ」ってなって、そこで今のKANDYTOWNの仲間と会ったりして。中学の頃は、まわりにそういう人がいなかったの。

HIP HOPが好きなやつが集まってきて、90年代の洋楽も聞いたりとか。最近、日本語のはあんまり聞かないけど。

 

<高桑>

2000年代だとDipset(ディプセット)とかあの辺? 俺も中学の時聞いてたかな。トラックとかかっこいいもんね。ドカーっとしてたよね。

 

<呂布さん>

今はちょっとトラップミュージックとか、映画の流れにも似てるけど、ちょっとシリアス。

昔の007って“女”、“車”、“派手なアクション”、みたいだったじゃん。

ヒップホップもちょっと前までは、内面出すのはダサいってなってたじゃん。『ゲイはダサい』ってされてた。男らしくないし、『弱みを見せちゃいけない』みたいな。

今は意外とそういうことじゃなくて、『それすらもかっこよく見せる』みたいな。

 

<高桑>

等身大を出しながら。

 

<呂布さん>

出しながら、でもそれをコメディにするっていうか。その苦悩もヤバいものにするっていうか。

 

<高桑>

カミングアウトした人も多いもんね。

 

<呂布さん>

そうそう、ジェイ・Zとか、昔は「ゲイとか、ファックだ」とか言ってたのに、今「フランク・オーシャンお前はすげぇ」とかって、どっちなんだよ、みたいな(笑)。

 

<高桑>

わりと王道というか、大きいメインストリームがなくなってるから、細かいところで枝分かれだもんね。

 

<呂布さん>

そう、いろんなヒップホップが出てくるようになったっていうか。

すげぇアンダーグラウンド、デトロイトとか廃屋に人が来て、そこに魂しかないようなお金がないやつらがやってるのもあれば、お金があってファッションとコラボしてやってる人もいれば、っていう幅がすごい広がって、音楽性もすごいクロスオーバーしはじめて、アンビエント系とヒップホップが一緒にやったりとか、エレクトロが入ってきたりとか、

ヒップホップとして大事なものも残しつつ、ギャングスタラップも残ってるし、っていうのが日本でも起こってるから。

 

<高桑>

JAZZYなやつもやっぱりあるし、みたいな。

わりと90年代のNYみたいなのが日本ではいいってなってるよね。

 

<呂布さん>

Pro Era(プロ・エラ)とかね。日本は、日本で面白い流行りかたしてるしね。

 

<高桑>

アーティストは1番誰が好きなの?ずーっと聞いてて「こいつはやべぇな」みたいな人はいるの?

 

<呂布さん>

山下達郎。

 

<高桑>

まさかの…!最高だよね!!あんなドラマチックでロマンチックな人いない…。

 

<呂布さん>

昨日も聞いてたなー。

 

<高桑>

まさかだね、いいよね!やっぱ。山下達郎、オリジナルラブとか、

 

<呂布さん>

長岡亮介さんとか。

洋楽はちょっと飽きちゃうよね。何言ってるか正直わかんないし(笑)。

 

<高桑>

英語のは雰囲気で聞いてるってことでしょ。言葉の感じとかリズムとか。

 

<呂布さん>

サンプリングしようみたいなのはあるよね。「こういう曲作ってみよう」とか、展開の仕方とか。

 

<高桑>

山下達郎はお父さんが聞いてたの?HIP HOPでサンプリングされてたりとかするよね。

山下達郎自身も昔の人のサンプリングしてたよね。昔のジャズの人のやつとか。

 

<呂布さん>

HIP HOPっていってもソウルとかジャズとかファンクとか、HIP HOPじゃない音楽もとりいれてるから、そういう目線で山下達郎すごいいいなぁって。

 

<高桑>

ちょっとしみったれてるんだよね。男はやっぱりしみったれたやつがいいんだよね(笑)。

 

<呂布さん>

雨降ってるくらいがいいんだよね。雨んなかひとりウィスキーのグラスを見つめてる…みたいな(笑)。

 

<高桑>

亮平はしみったれのロマンチストだね(笑)。

 

<呂布さん>

あんまりそういうシチュエーションはなりたくないけどね(笑)。情景としてはいいけど。

 

<高桑>

(笑)。今後やりたいことはあるの?

<呂布さん>

音楽は新しい作品を作りたい。アルバムをちゃんと作ったことないから。

この部屋(地下室)をもうちょっといい感じにして、ラッパーがいたり、映像ディレクターがいたり、ミュージシャンがいたり、「このまま撮りに行こ!」みたいなのができたらいいね。

 

<高桑>

まずは掃除からだね(笑)。

 

<呂布さん>

(笑)。自分の活動はそんな感じかな、でもいろいろチャレンジしてみたい。自分が想像してなかったところから来たものに関しては、それもあれば、楽しみかな。「え?俺がこれ?」みたいな。

とりあえずトライする気持ち、フレッシュな気持ち。

「野球、バスケ、サッカーどれやる?」みたいな。1回やってみないと分かんないし。

 

<高桑>

亮平はバスケやってたけどね。いつまでやってたの?

 

<呂布さん>

5から高3まで。

 

<高桑>

一緒に遊んでた時はやってなかったもんね。

高校はスポーツ推薦で入ったの?

 

<呂布さん>

試験で入った、スポーツクラスだけど。卒業してから学校には1回も行ってない。ズットズレテルズをやってたから。「バレー部がアップの時にズットズレテルズを聴いてる」って聞いて、俺は行かないと思った。恥ずかしくて(笑)。

 

<高桑>

でもすごいね。スポーツのテンションあげるために聞いてるって。

 

<呂布さん>

そうだね。でも俺、やってるって言ってなかったから。高校の友達に、誰も。

 

<高桑>

ズットズレテルズの人たちとは何で知り合ったの?音楽やってたからか。

 

<呂布さん>

私立の和光っていう学校にわりとみんないて。そこのやつと音楽通じて出会って、そこから。KANDYTOWNもほとんど和光のやつ。

 

<高桑>

そろそろ締めますが、何かここでお知らせしたいことはありますか?

 

<呂布さん>

1222日(木)にEbisu Liquid Roomで「KANDYTOWN XMAS FREE LIVE」をやる予定です。詳しくはKANDYTOWNwebサイトで紹介していますので、ぜひみなさん遊びに来てください。

 

 

―呂布とは、物心ついた頃から一緒に遊んでいて、中学校が違ったり、自分も引っ越したりで、小学校を引っ越してからずっと会っていなかったのですが、偶然今年の春のEnaLloidの撮影で久しぶりにいろいろと話をすることができました。今まで音楽の話はしたことがなかったので、ルーツを知って今の彼がより理解できました。子供のころから優しいやつだったので、それは今の音楽性にも通じるところがあると思います。最近メガネに興味を持ってくれているようなので、アーティストとしてのキャラ作りのためにも、これからも気軽にブリンク ベースに遊びに来てもらいたいです。(高桑)

 

 

呂布さんのジェンツ出演を記念して、呂布さんの1st ミニアルバム『All in One』を限定5枚、明日12/15(木)から販売致します。こちらのCDは数量限定で生産されていて、売り切れてしまって現在ではほとんど流通していない、貴重なものです。また、ブリンク ベースでお求めの方のみ特別に、呂布さんのサイン入りポラロイド写真をプレゼントいたします!お探しだった方、ぜひご来店ください!

Ryohuスタイリング写真

[ スタイリング ]

アイウェア :
SUPER BY RETROFUTURESUPER
キャップ :
New Era
セットアップ :
NIKE:
スニーカー :
Reebok

Ryohu
呂布

Rapper
ラッパー

Ryohu
http://ryohu.flavors.me/
KANDYTOWN
http://kandytownlife.com/
呂布さんとブリンク ベーススタッフの高桑が共演して、ブリンク ベースで撮影された”EnaLloid STORE @ Omotesando”のムービーはこちらからご覧いただけます。
https://www.youtube.com/watch?v=p5l5ao11Z5w

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