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“Comfort noise” [Case1:SAVILE ROW|サヴィル ロウ] 伝統を今にアップデートする

長い歴史を誇る伝説的工房のアイウエアを、現代にアップデートする術とは。

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ジョン・レノンやエリック・クラプトンなどのミュージシャンを始め、数々のスクリーンでも使用されたことでお馴染みのサヴィルロウ。
パント(ヨーロッパでの呼び方。日本で言うボストンシェイプ。)がサヴィルロウの代表的モデルですが、実は沢山のモデルがラインナップされています。ここでは敢えてシンプルなメタルでウエリントンシェイプの大きめサイズを選びます。
ナードな雰囲気さえ漂いそうな、何やら怪しさを感じられてしまうかもしれませんが、実際の質感としては、サヴィルロウの持つアンティークな魅力がフィルターとなり、他に無いほどシンプルでクリーンに感じられます。

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何度かお伝えしていますが、サヴィルロウを作るアルガワークスは1932年から続く工房で、その変わらぬ製法により、新品でありながらもヴィンテージのような風格を持ちます。それがコンフォートな雰囲気作りに一役買っています。
その背景に敬意を払いつつも、本来のクラシックなサイズ感とはあえて違うチョイスで、別の魅力を見せていく、このようなアップデートは現代のファッションシーンのミックス感に通じるところがあるのではないでしょうか。ルーズなシルエットのスタイリングに、ゆるさとエッジィさを同時に持つこのアイウエアの合わせは面白いです。

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