blinc beauty : きれいになれる眼鏡 megane and me|メガネアンドミー 後編
04.29.2014
お待たせしました! 女性のための眼鏡 “blinc beauty:きれいになれる眼鏡” の後編。
アイウェアブランド・メガネアンドミーにブリンク青山女性スタッフの声を反映させたブリンク別注モデルの魅力に迫るべく、メガネアンドミー デザイナーの塚越清香さん、ブリンク青山女性スタッフ・長尾&新谷、そして眼鏡ライターの伊藤美玲さんに「きれいになれる眼鏡」を存分に語ってもらいました。
上左:サイドがつり上がったキャッツアイをベースに女性らしいセクシーさを残しながら、なだらかなラインが優しい目元を演出。テンプルにつけられたリボンパスタ型のカシメ飾りが横顔のポップなアクセントに。
megane and me|メガネアンドミー
PRODUCT NAME: Adele
COLOR: BK
PRICE: 32,940yen(w/tax)
上右:ラウンドを掛け合わせたような、柔らかなフォルムのボストン型フレーム。横に張り出した智と、そこにあしらわれた2点の星型カシメが印象を引き締めています。テンプルにも、星型カシメがお目見え。
megane and me|メガネアンドミー
PRODUCT NAME: Baron
COLOR: BK
PRICE: 32,940yen(w/tax)
下左:天地幅深めの端正なスクエアフレーム。フォルムはややシャープながら、甲丸感のある細身のリムによってすっきりと掛けられます。フロントとテンプルに2つずあしらわれた星型カシメがポップな印象をプラス。
megane and me|メガネアンドミー
PRODUCT NAME: Debbie
COLOR: TO
PRICE: 32,940yen(w/tax)
下右:柔らかなフォルムで女性らしく掛けられるウェリントン。べっ甲×ブラック、クリア×ピンクなどトップリムのサイドをポイントにしたバイカラーが、個性をプラスしながら顔馴染みも向上させてくれます。
megane and me|メガネアンドミー
PRODUCT NAME: Cory
COLOR: VB
PRICE: 32,940yen(w/tax)
左:megane and me|メガネアンドミー
PRODUCT NAME: Baron
COLOR: VB
PRICE: 32,940yen(w/tax)
右:megane and me|メガネアンドミー
PRODUCT NAME: Debbie
COLOR: PC
PRICE: 32,940yen(w/tax)
女性のための眼鏡を作りたい!
「掛けたときの美しさ、掛け手が引き立つバランス感を大事にしています」(塚越/Baron着用)
伊藤:仕事柄たくさんの眼鏡を見ていますが、女性のためのアイウェアブランドってまだまだ少ないですよね。
塚越:そうですね。ブランドを立ち上げるときに一番大事にしたのが、「女性が掛けたときに美しい眼鏡」を作ることでした。やはり自分がデザインするなら、女性が“良い”と感じるものを代弁したものでなければと思ったんです。
伊藤:具体的にはどんなことですか?
塚越:たとえばサイズ感。大きすぎると男性的になってしまうけれど、かといって小さくしすぎると、いわゆる真面目っぽい眼鏡になってしまう。プロダクトとしての魅力だけでなく、掛けたときに掛け手が引き立つバランス感というのは重視しました。
新谷:女性がちょうどいいバランスで掛けられるクラシックフレーム、待ち望んでました!
塚越:フレームのラインについても、他にはないものをと意識しています。たとえば「Adele」はキャットアイのアレンジで、サイドをちょっとつり上げてセクシーさを残しながら、目元が優しく見えるようゆったりしたラインにしていたりとか。
長尾:これすごく好きです。女性らしいし、誰でも掛けやすい。
塚越:視力が悪い人はもちろん、良い人でもアクセサリーとして掛けたくなるような。そんな魅力的な眼鏡を作りたいなと、つねに考えていますね。
こだわったのはノーズパッドの形と色
「眼鏡は初めて、という人もすんなり掛けられるのがいいですね」(新谷/Debbie着用)
塚越:女性のためのという部分では軽さも大事にしています。アセテートの生地をなるべく細く薄くすることを心掛け、テンプルの中の芯金も軽量なチタンを採用しました。
長尾:今回のブリンク別注モデルでは、その掛け心地の良さをさらに高めてはどうですか、という提案を私たちからさせてもらいました。
新谷:日頃接客していて、鼻のところに跡が残るとか、まつ毛がレンズに当たるとか、掛け心地に対してストレスを感じているお客さまが多いことをひしひしと感じていたので。
長尾:そうした声を反映させて、別注モデルではノーズパットをチタン製にしています。パッドにクリングスといわれるアームもついているので、掛ける人の鼻に合った細やかな調整が可能。だから、きれいに掛けこなせるんです。
塚越:クリングスの長さはこれくらい……とか、さすがみなさん日々お客さまの生の声を聴いているだけあって要望が具体的でしたね。私も勉強になりました。
伊藤:パッドがチタンになることで、見た目の高級感も出ていますね。出来上がりを見て、ブリンクのお二人はいかがでした?
新谷:掛け位置が上がるようになったし、チタンパッドの肌触りが気持ち良いですね。
長尾:パッドの色がゴールドになることで、肌なじみも良くなってますよね。じつはフレームの色選びにもこだわっていて、もともとあるカラーバリエーションのなかから、ゴールドのパッドと相性が良さそうなものを中心に各モデル3色ずつ選んでいるんです。
新谷:ピンクやイエローなど、メガネアンドミーらしい色を選ぶことも心掛けました。
塚越:とくに女性にとって色は大事ですからね。お店と一緒にとことん良いものを作ろうとこだわった結果、女性にとってより理想的なカタチに近づけることができたと、仕上がりにも満足しています。
服とのコーディネートが楽しい眼鏡、それがメガネアンドミー
「掛ける人に合った調整ができるから、きれいに掛けこなせるんです」(長尾/Adele着用)
新谷:メガネアンドミーは、眼鏡が初めてという人でもすんなり掛けられるのが魅力ですよね。
伊藤:その“すんなり掛けられる”のポイントとは?
新谷形にクセがないんです。たとえばトレンドのクラシックなデザインに多い鍵穴状のブリッジなんかは、目元の印象が強くなり過ぎるんですね。でも、こちらはブリッジ含め全体のラインが柔らかいので顔馴染みが良いんです。
長尾:色も絶妙ですよね。全体がクリア生地だとヴィンテージライクで難易度が高いんだけど、サイドの絶妙な位置に柔らかな色が入っていることで、すごく女性らしい雰囲気になっています。
新谷:この色使いは本当に新鮮。靴や鞄にあるような色使いなので、服とのコーディネートもしやすいですよね。
長尾:そうそう。それに黒やべっ甲柄を掛けてみて「ちょっと印象が強いかな」と思った人に、次の選択肢としてピンクなどを薦めることができるのも、お店側としてはありがたいです。
塚越:そう言ってもらえると嬉しいですね。お洋服との合わせやすさというのは、私も意識していたことだったので。
新谷:お洒落に見える眼鏡と、きれいに見える眼鏡って微妙に違ったりするんですけど、ちょうどその中間にいる感じがします。
伊藤:お洒落に見えて着こなしを選ばない眼鏡って、じつは貴重な存在。ぜひ多くの女性に試してみてもらいたいですね。
塚越:そうですね。じつは女性って必要に駆られないとあまり眼鏡屋さんに行かないんじゃないかっていう危機感があるんです。でも、似合うものに出会うためには、お店に行っていろいろ掛けて見るのが一番!
新谷:そうそう、「私は眼鏡が似合わない」と決めつけないでほしいですね。
長尾:女性デザイナーによる素敵な眼鏡もあるし、相談に乗れる女性スタッフもいますから、怖がらず(!?)気軽に遊びに来てください!
「お洒落に見えて、着こなしを選ばない眼鏡は貴重な存在」(伊藤/Coryを着用)
blinc beautyとは?
ブリンク青山女性スタッフの長尾&新谷が、女性のための眼鏡やサングラス選びのコツ、女性目線のおすすめモデルなどを不定期で提案していきます。お楽しみに。