blinc beauty no.11 megane and me|メガネアンドミーの新しい魅力 <ブリンク別注編>
01.29.2015
ブリンク女性スタッフが女の人を綺麗に見せるアイウェアを紹介する“blinc beauty”は、日本生まれのアイウェアブランドにも注目しています。今シーズンは、女性デザイナー・塚越清香さんが手がけるメガネアンドミーに、ブリンクだけの別注モデルをオーダー。フレームができあがったということでアトリエにお邪魔してお話を聞きました。別注モデルは数が限られていますので、お早めにチェックしてください!
megane and me|メガネアンドミー
PRODUCT NAME: GEO
COLOR: BW
PRICE: 37,800 yen (w /tax)
長尾(blinc beauty):こういうフレームの形をコインシェイプと言うそうですね。まさに海外のコインのような十角形。ブリンクでは、パントやウェリントンなど太めの丸眼鏡にも増して、こうした細いメタルフレームが女性に人気なので注目されること間違いなしです。
塚越(メガネアンドミー デザイナー):ひと味違ったメタルフレームだから、ぜひたくさんの人に掛けて欲しいです。この形は、手でレンズを削って眼鏡を作っていた古い時代からあった形なんですよ。コインシェイプといえば、海外でも眼鏡職人さんに話が通じるほど。誰にも通じやすいネーミングで昔からの形が伝えられて来ていることが面白くって、今回デザインに取り入れたんです。
塚越:デザインでは、コインシェイプを現代的にアレンジすることにこだわりました。多角形のフレームは他にも存在しますが、ここまで円に近いものは珍しいと思います。均等に見えますが、辺の長さが場所によって少しづつ違うんですよ。いちばん素敵に見えるバランスを追究して何度もデザインを修正しました。
megane and me|メガネアンドミー
PRODUCT NAME: GEO
COLOR: BK
PRICE: 37,800 yen (w /tax)
新谷(blinc beauty):フロントもそうですが、ブリッジとレンズ周りの切り返しがかわいいんですよね。お客様には、そういう細部のかわいらしさを店頭でぜひ見て欲しいと思います。女性デザイナーならではのこだわりですね。
長尾:ブリンクでは、メガネアンドミーの新作の中から幾何学柄のモデルを別注しました。柄を施した部分が異なるふたつのタイプがあります。どちらも他にはない組み合わせで、迷っちゃいますね。限りなく丸に近い多角形なので、いろいろな人に似合うと思います。
新谷:どんな人に掛けてほしいですか?
塚越:今回「ジオメトリックワールド」をテーマに幾何学的な柄も私がデザインしました。ポップでモダンな中に歴史ある形との繋がりも表現したかったので、特にサングラスには、ヴィンテージの生地を使っています。国内の眼鏡の産地を探し歩いて見つけた貴重な生地は、ヴィンテージならではの色使いがとてもいいんです。自分が好きなものをきちんと分かっていて、こうしたフレームを自分のファッションに取り込むことを楽しんでくれる方に掛けて欲しいと思います。
それは、塚越さん自身が憧れ、目指している女性像でもあります。次回、後編は、塚越さんの女性デザイナーとしての仕事について聞いてみます。