私的メガネ その1 “EYEVAN7285|アイヴァン7285″
ブリンク・ベースのスタッフが、自らの使用メガネについて語る。その1。
自分のメガネ歴をふと振り返ると、「ブロー」とか「サーモント」とか呼ばれるものに心惹かれることが多い。
僕は、メガネにただの器具としてだけではなく、顔に対してデコラティブなものを求めている。
その加減は、けっして過度でなく、品のあるものが良い。且つ、ちょっと人と一線を画すようなものであれば申し分ない。
このデザインは古くからあるが、いつの時代もトレンドの最前線に駆られる訳でもなく、常に一つのジャンルとして存在し続けてきた。そのポジショニングにも好感を覚えてしまっている。
EYEVAN7285|アイヴァン7285
PRODUCT NAME: 637
COLOR: 8000
このデザイン特有の強いトップラインが、今一つハッキリしない僕の顔を引き締める。ボストンと組み合わさることでトレンドと個性が充分に発揮され、ハッキリ言って“おいしい”。
シャーリングされたメタル、ワンポイントとなるゴールドのパーツから感じられるのは、ドメスティックブランドならではの質感の高さと細やかなこだわり。“ド”が付くほどのクラシックメガネだけれども、オールプラスチックと違って、コテコテにはならない。
そのイメージからシャツやジャケットと相性が良いのは勿論、スウェットとスタイリングしての、抜け感ある“オジサン的なハズシ”も有りだと思っている。(掛けている僕は立派なおじさんなので、“ハズシ”というか“そのまま”ではあるが…。)
要は毎日、無神経に使えてしまっているのだ。暫くは手放せそうにない。
STAFF ”TOMA”