CUTLER AND GROSS|カトラー アンド グロス Model:0845 70年代の色気あるアヴィエータ型
12.28.2014
40年以上もの歴史を持つCUTLER AND GROSS|カトラー アンド グロス。その中で惜しまれつつも廃盤となってしまったモデルは少なくありません。
この“0845”も10年以上前に発表され、その珍しい形からとても印象的だったアイテムですが、今ではデッドストックとなってしまいました。カトラーらしいこのアイテムをこのまま埋もれさせない為に、本来の魅力を探っていきたいと思います。
眼鏡のデザインで最も色気を感じるものは、アヴィエータ型です。
フレームのブリッジ上から一直線に外側に向かって伸び、そして急行下するラインは美しくもあり色気もあります。下部が頬に垂れ下がったデザインが特徴で、涙の形に似ているので、ティアドロップとも言われることもあります。
一般的にはメタル素材のものが多く、CUTLER AND GROSS|カトラー アンド グロスでも、定番としてメタルのアヴィエータ型を作っています。ただし、プラスチック素材はなかなか珍しいです。しかもレンズがクリアで、サングラスとしてではなくあくまで眼鏡として提案しているところもおもしろいです。
CUTLER AND GROSS|カトラー アンド グロス
PRODUCT NAME: 0845
COLOR: BLACK
PRICE: 39,960 yen (w/ tax)
このクラシックなスタイルは主に、70年代に流行しました。しかしアヴィエータ型はウエリントンやボストンのように誰にでも似合うデザインではない為、サングラスならまだしも、眼鏡が短い周期で再び流行になることは難しいでしょう。
流行からはかけ離れていますが、それでも是非試して頂いて、似合ったら一度は掛けて欲しい眼鏡です。
基本的な眼鏡作りの姿勢を変えてはいませんが、常に自分たちでその時代のアイウェアの流行を生み出してきたCUTLER AND GROSS|カトラー アンド グロス。だからこそ、デッドストックとなった昔のモデルでも色褪せない魅力が蘇ってきます。