洋服の「振り幅」を楽しめる「カジュアルなブロウ」
クラシックさばかりが前に出ない「ブロウラインの進化形」
メタル素材の眼鏡は最近のトレンドですが、同じメタル素材のなかでも、上部に眉毛のように線の太いフォルムがあしらわれた「ブロウライン」というデザインがあります。
ブロウラインはもともと1949年にアメリカのシュロン社が開発したと言われており、1950年代のアメリカの映画の中では、よく見かけるデザインでブロウラインの眼鏡を見ると、懐かしい印象を受けます。リム上部が「眉」のようにアクセントになるので、強過ぎない個性で目元をしっかりと好印象にしてくれ、メタルリムやプラスチックのフレームとは、また違った魅力があります。
ブロウだからこその良さはもちろん沢山あります。しかし、その個性的なデザインは、どちらかというとクラシックさが前に立ち、強い印象を受けがちです。
しかし今回は、クラシックだけではない、ブロウラインの進化形「カジュアルなブロウ」の眼鏡に注目してみました。
MD担当高桑によると
「正統派のクラシックなブロウラインに比べると、デザインにカジュアルさがあるので、洋服も合わせやすい。クラシックブロウは、洋服の合わせ方まで眼鏡を中心に考えなければいけなくなります。「カジュアルなブロウ」は、洋服との合わせも決めすぎずに、いろいろな洋服に合わせて「振り幅」を楽しむことが出来ます。
掛けた時の印象も優しくなり、上品に見せてくれるのでオススメです。」とのこと。
掛けてみると意外と似合いやすい、ブロウの新潮流「カジュアルなブロウ」
次の眼鏡候補として、マイリストにいれてみてはいかがでしょうか?
ayame|アヤメ
PRODUCT NAME: CONCAVE
COLOR: BLK
PRICE: ¥35,640 (w/tax)
アヤメの中でも、人気のあるモデルが再入荷しました。上のブロウのラインが、カクンと一段下がった段があるのが特徴。
YELLOWS PLUS|イエローズ プラス
PRODUCT NAME:CIS
color:432
PRICE:30,240yen(w/tax)
上のブロウのラインに弧を描くような緩やかな曲線が美しいです。丸みのある全体のプロポーションは秀逸です。
THOM BROWNE EYEWEAR|トム ブラウン アイウエア
PRODUCT NAME : TB-104
COLOR : NVY-GLD
PRICE : ¥72,360(w/tax)
ブロウの部分が、ネイビーのメタル素材。表面の智の部分には、さりげなくラインが引かれてアクセントになっています。品の良さはダントツです。
Photo: Kota Takakuwa
Text: Toshiyuki Araoka