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今さら聞けないメタルフレームの選び方。
最近、街でも金属素材のメガネを掛けている人を見かけることが多くなりました。
素材が金属であることから、通称「メタルフレーム」と呼ばれています。
しかし、素材を「金属」くくりにしてしまうと、メタルフレームのバリエーションはたくさんあります。どんなメタルフレームがあり、自分にはどういうのものが合うのかなど、
今さら聞けない方も多いはず。そこで、今回はブリンク ベースで人気のあるメタルフレームをタイプ別に分けてご紹介いたします。
1 SAVILE ROW|サヴィル ロウ
SAVILE ROW|サヴィル ロウ
PRODUCT NAME: OSRC1
COLOR: Rhodium Matt
PRICE: 42,660 yen (w /tax)
こだわり派にオススメ!まさにメタルフレームの「ディス・イズ・スタンダード」。
まずは、メタルフレームと言えば、王道中の王道のSAVILE ROW|サヴィル ロウ。
このモデルが、数々のブランドに影響を与えていると言ってもおかしくはないメタルフレームのスタンダードです。
1930年代から製法が変わらず、1つづつイギリスの職人が作っているメガネは、もはや伝統工芸です。
ご自分の好みでカスタムメイドで作れるのも魅力の1つです。
トレンドにとらわれず、長く愛用したい方にはオススメです。
以前にもご紹介させていただきましたカスタムメイドの下記のブログ記事も、ぜひご参考にお読みください!
一生に一度は作ってみたいビスポーク眼鏡の魅力 SAVILE ROW | サヴィル ロウ
http://blinc.co.jp/blincvase/archives/6356
2 ayame|アヤメ
ayame|アヤメ
PRODUCT NAME: SIPPOU
COLOR: DM
PRICE: 43,200yen (w/ tax)
女性も男性もメタルフレームで迷ったら、際立つ美しいデザインのayame|アヤメ。
男性女性問わず、絶大な人気のあるayame|アヤメ。デザイナーの今泉 悠氏のセンスが細部まで冴え渡っています。
メガネを掛けたことがなくて全くどれが良いか分からないとか、メタルフレームを探しているか似合うものがないという方は、こちらの「SIPPOU」というモデルを買っておけば、まず間違いないです。
鼻にあたるノーズの部分と一体型になっているフレーム中央のブリッジは、機能美と造形美を兼ね備えています。
フレーム周りをエナメルで覆い、テンプルをアセテートにすることで、金属の持つ冷たい印象を和らげて優しく見せてくれます。
以前にデザイナーの今泉 悠氏をした下記のブログ記事も、ぜひご参考にお読みください!
『夏のアヤメまつり』に向けて デザイナー今泉氏インタビュー
http://blinc.co.jp/blincvase/archives/6287
3 櫻印/SAKURA SPECTACLE
櫻印/SAKURA SPECTACLE
COLOR: BLACK/HORIZON BLUE
PRICE: 45,360yen(w/tax)
上級者向け、レアな日本のヴィンテージに機能のある偏光レンズを組み合わせ。
掘り出しものの日本のヴィンテージのメガネにコダックの偏光レンズのブルーを入れて
みました。メタルのメガネというよりもサングラスに近いです。もちろん度付きレンズでも、
対応は可能です。絶対に人とカブりたくないという方には、おすすめです。
カブることはまずないと思います。掛けた時に落ちづらい縄手状のテンプル(つる)は、
本物のヴィンテージだからこそ味わえる風合いです。カラーの偏光レンズを入れることで、
機能性を備え今の時代にもマッチします。
希少価値のある櫻印/SAKURA SPECTACLEをもっと詳しくご覧になりたい方は、以前の
下記のブログ記事をご覧ください。
CRAFT×TECHNOLOGY―日本製ヴィンテージフレーム『櫻印』×KODAKの偏光レンズ
http://blinc.co.jp/blincvase/archives/6254
4 MARKUS T | マルクス ティー
MARKUS T | マルクス ティー
PRODUCT NAME : D2010
COLOR:115
PRICE:48,600yen (w/tax)
軽さと快適な掛け心地重視で選ぶならMARKUS T | マルクス ティー。
シート状のチタンの素材特性を活かし、意味のない装飾を一切そぎ落としたデザインの
MARKUS T | マルクス ティー。数あるメタルフレームの中から、快適さを最優先にするならオススメです。
合理主義のドイツだからこそ生まれて来たミニマルなデザインです。
身に付けるとインテリジェンスな装いにさせてくれます。
テンプルに使われている素材、TMi(ポリアミド樹脂)は、オリジナルで独自に開発されたものでノンアレルギーです。また、フロントのチタンも医療の現場でも使われるレベルの高品質なものを使用しており、人にも優しい配慮がされています。MARKUS T | マルクス ティーについては、以前の下記のブログ記事をご覧ください。
クラシックなシェイプが新鮮に MARKUS T | マルクス ティーのDシリーズ
http://blinc.co.jp/blincvase/archives/6175
ここでご紹介したのは、ごく一部のブランドです。
ブリンク ベースには、他にも数多くのメタルフレームを取りそろえております。
ご自分にはどの メタルフレームがオススメなのか、どれが似合うのかなど店頭でお気軽に
スタッフにお尋ねください。
Photo: Kota Takakuwa
blinc vase|ブリンク ベース
〒107-0061
東京都港区北青山3-5-16 1F(MAP)
OPEN:平日 12:00~20:00 / 土日祝日 11:00~20:00
CLOSE:月曜日(祝日の場合は振替で火曜日休業)
TEL:03-3401-2835
Mail:vase@blinc.co.jp
Megane GENTS & 美女 Chika Higashi | ひがしちか
今回の『Megane GENTS & 美女』は日傘作家・デザイナーのひがしちかさんにお話を伺いました。ひがしさんは2010年に1点物の日傘屋としてCoci la elle(コシラエル)を立ち上げ、清澄白河にアトリエ兼ショップ、今年4月には代官山に2号店を出店、同春にはビジュアル・ブック『かさ』を発売するなど精力的に活躍されています。
ビジュアル・ブック『かさ』
何気ない日々の感情や風景を拾い上げて生まれる色彩や絵柄、ユーモアを織り交ぜた
斬新な表現によって生まれる傘たち。
ブランド名でもある手仕事への敬意を込めた言葉、『拵える(こしらえる)』という世界がたくさん詰まった1冊です。
ひがしさんは、お会いしてみると、カラフルな作品と同じように、お話をしながら表情がくるくるかわる、とてもお茶目でチャーミングな女性でした。
世の中にたくさんのものがあふれる時代に、1点物の日傘屋をスタートした経緯や、ひがしさんの眼鏡選びについてお伺いしていきます。ぜひ、ご覧ください。
[ 余談ですが ]
ひがしさんのお話はご紹介したい事が沢山あったのですが、文字数の関係でいろいろなお話をカットしてしまいました…。ブログで少しだけご紹介します。
<聞き手>
コシラエルの雨傘は「3月の雨」など、月がタイトルになっているものがあって、誕生月のものを贈ったりするのも楽しそうですね。ひがしさんは1年中で、好きな雨が降る時期はあるのでしょうか?
<ひがしさん>
うーん…。ないです(笑)。
<聞き手>
そうなんですね(笑)。
<ひがしさん>
ちなみに、『3月の雨』は、アントニオ・カルロス・ジョビンという方の曲のタイトルなんです。とってもいい曲で、歌詞を調べてみたらまたすごくよかったんですよ。
12か月の12本の傘が作りたいなと思って、1月~12月の雨の歌を探していたときに見つけたんです。ジョビンはブラジル音楽を代表する作曲家で、すでに亡くなっている人なんですけど、この歌の歌詞から選んだ言葉をタイトルに雨傘シリーズをつくりました。
「木の枝、石ころ、行き止まり
切り株の腰かけ 少しだけひとりぼっち・・・」
散文というか、ただ単語が並んでいるような曲で、エリス・レジーナという女性歌手との歌のかけあいもすごくよくって、その歌をカラオケで歌いたいと思って練習したんです。
<聞き手>
ポルトガル語ですよね!?
<ひがしさん>
そうなんです。外国の中学生の女の子がYoutubeにアップしているものを見つけて、それがすっごく素敵で、私も歌いたいと思って、ポルトガル語で歌いたいと思いながら調べていたら、だんだん歌詞が素晴らしいことに気がついて、この傘のシリーズができました。
雨は、いつの雨でも好きですね。
<聞き手>
雨って歌の題名にもよく入っていますし、抒情的ですよね。
<ひがしさん>
そうそう。
<聞き手>
カラオケで『3月の雨』は歌われたんですか?
<ひがしさん>
ううん、歌ってないです(笑)。
菊池成孔さんが歌詞の解説をされていて、ラジオでお話されているものもYoutubeで聞くことができました。テキストに起こされているのも、探せば見つかると思います。
いろんな方がこの曲を歌っていますが、私はアントニオ・カルロス・ジョビンとエリス・レジーナの歌った歌が好きです。くせになっちゃうの。
<聞き手>
ひがしさんがそんなにおっしゃるなら、これは聞いてみないとですね!
-この後、壁にかかっていた能面にまつわるお話もしてくださり、ひがしさんの好奇心と、くるくる変わるチャーミングな表情に、終始引き込まれてしまいました。ひがしさんがお話してくださった能面のお話が気になる方は、ショップで高桑にお尋ねください。
それでは、『Megane GENTS & 美女』ぜひご覧ください。
http://blinc.co.jp/meganegents/
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インスタグラムで見る ayame | アヤメ の魅力
ブリンク ベースでも、とても人気の ayame|アヤメ のメガネやサングラス。
つい先日も入荷しましたが、ブログでは毎回紹介しきれていないのですが、
インスタグラムでは随時ご紹介しています。
8月から開催していた『夏のアヤメ祭り』がご好評をいただいたため、9/18(月・祝)までメガネのラインナップを充実させて、フェアを延長しています。
最近インスタグラムでご紹介した写真で、ラインナップの一部をご紹介します。
シンプルなメタルフレームに、薄めのカラーレンズを入れても素敵です。
掛けると上品で知的な印象を与えます。
強いインパクトのあるフロントデザインにライトブルーの組み合わせが個性的です。
これもアヤメの1つの側面ですね。
メタルとプラスチック素材のコンビネーションのバランス感覚が、美しい。
よくショップにもお立ち寄りいただく、デザイナーの今泉 悠氏。
この時はブログの取材でお越しいただきました。
配色も秀逸です。レンズカラーを変えるとガラッと表情が変わります。
太めのプラスチック素材と独特のレンズのカタチの組み合わせには、独自の存在感を感じます。
現在、ブリンク ベースの店内には、たくさんのアヤメのメガネやサングラスが並んでいます。
ぜひ、実際にお手にとってその魅力に触れてみてください!
ブリンク ベースでは、インスタグラムで入荷情報などを随時お知らせしております。
インスタグラムのURLはこちら(↓)です。ぜひ、ご覧ください。
https://www.instagram.com/blincvase/
Photo: Kota Takakuwa
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WEBマガジン『フイナム』でElder_ARAOKAGANKYOを取材していただきました
WEBマガジン『フイナム』にて「Elder_ARAOKAGANKYO」を紹介していただいています。
「故きを温ね新しきを知る。荒岡眼鏡が創造したメガネのニュークラシック。」
http://www.houyhnhnm.jp/feature/88228/
「ブリンク外苑前」「ブリンク ベース」のディレクターの荒岡眼鏡三代目、荒岡俊行と申します。
弊社の創業77周年を記念して作ったオリジナルアイウエア「Elder_ARAOKAGANKYO(エルダー_アラオカガンキョウ)」を発売したところ、おかげさまで発売からわずか2週間という異例の速さでほぼ完売致しました。
予想以上の皆様からの反響に、正直申し上げて弊社のスタッフともども驚いています。
まだまだ魅力あるデザインの眼鏡があるということを実感させていただきました。
そして、いまだに日々お問い合わせをいただき、まことにありがとうございます。
同時に、お問い合わせいただいておきながら、ご希望に沿えないことをお詫び申し上げます。
もう「眼鏡のデザインに新しいものは生まれて来ない。」のか
この企画が始まるずっと前に、ある友人から言われた「眼鏡のデザインに新しいものは生まれて来ない。」という言葉にショックを受けました。ずっとMD担当して来た僕には、あまりにその言葉が衝撃的で、心に突き刺さりました。
「そんなことはない!」と反論をしたかったのですが、感情的になるだけでその言葉をあるところでは認めざるを得ない自分をとても悔しく思いました。
根拠のない「新しいのもは、絶対にある!」という希望
それから考えてましたが、僕はやはり「眼鏡のデザインに新しいものは、絶対にある!」と根拠はなかったですが、とりあえず信じ込むことにしました。
今になって思えば、その願いが、「Elder_ARAOKAGANKYO(エルダー_アラオカガンキョウ)」を作ることにつながって行ったと思います。エルダーが実際に出来上がって、「眼鏡のデザインで新しいものが生まれて来た。」と希望の光が射したような喜びがありました。
WEBマガジン「フイナム」が「Elder_ARAOKAGANKYO」を紹介
「Elder_ARAOKAGANKYO(エルダー_アラオカガンキョウ)」をWEBマガジン『フィナム』が紹介してくださいました。デザインを手掛けた二俣公一さんと僕の対談の形になっています。
完成までのいろいろなエピソードを、丁寧に伝えてくださっています。ぜひ下記のリンクからご覧ください。
「故きを温ね新しきを知る。荒岡眼鏡が創造したメガネのニュークラシック。」
http://www.houyhnhnm.jp/feature/88228/
来月、2017年10月25日(水)から受注開始予定
「Elder_ARAOKAGANKYO(エルダー_アラオカガンキョウ)」は今年の12月に再生産分の入荷を予定しておりまして、それに先かげて2017年10月25日(水)から予約をお受けする予定です。
追って、当ブログやSNSで詳細のご案内をさせていただきます。
エルダーの商品詳細につきましては、下記のリンクからご覧いただけます。
プロダクトデザインに二俣公一氏を起用 創業77周年を記念し、オリジナルアイウエア「Elder_ARAOKAGANKYO」を発売
http://blinc.co.jp/blincvase/archives/5997
商品名|Elder_ARAOKAGANKYO(日本語表記:エルダー_アラオカガンキョウ)
価格|スタンダードタイプ 37,000円(税抜)/39,960円(税込)、
サングラスタイプ 39,000円(税抜)/42,120円(税込)
カラー|ピアノブラック、ブラウンササ、カーキブラウン、ブラウンハバナ
販売店|ブリンク外苑前、ブリンク ベース
Text: Toshiyuki Araoka
Photo: Shuhei Nomachi
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眼鏡との上手なつきあい方 〜Love glasses you’re wearing! 〜
直すなら新調したほうがいいと考える方も今は多くなりましたが、メガネに愛着をもって長く楽しむためには、定期的なメンテナンスをおすすめします。
そのためblincでは今年も「Love glasses you’re wearing! 」と題し、メガネと上手に付き合っていく方法をご紹介いたします。
メンテナンスといってもその内容は多岐にわたりますが、ご依頼として多いのはネジまわりの調整やフレームの歪み直し、プラスチックフレームの表面磨き直しです。
それでは、各々ご説明致します。
【ネジ調整】…”ちょうどいい”具合にネジを締めます
メガネの調整で最も多いかもしれないお直しの一つです。「ネジまわしで締めるだけでしょ」とはいきません。きつすぎずゆるすぎず、それでもゆるみづらい”ちょうどいい”具合にしめます。メガネ屋だからわかる具合があるのです。
【油さし】…ヒンジなどの動きを良くしたりにサビを防ぎます
メガネは使わないとき収納するものであり、大抵のものは折りたたみます。そのため可動する部分が多く、金属製のパーツであればサビを防がなくてはなりません。半年に一度は油をさすことをおすすめします。
【歪み直し】…経年変化や衝撃をうけたことで発生したフレームの歪みを直します
どんな丈夫なフレームであっても、使えば歪んでしまいます。気づかないうちに曲がった状態のメガネを掛けて、相手から見られているかもしれません。まずは、お持ちの眼鏡を掛けて鏡で確かめてみてください。
【ツヤ出し】…経年変化や汗等で変化したフレームの光沢具合を戻します
「買ったときはもっと光沢があったのに…」。丁寧にお使いの方でも、小傷が無数につくことで残念ながらツヤは失われていきます。状態によっては料金を頂きしっかりお直しが必要かもしれませんが、プラスチックフレームであれば再び研磨することで光沢を戻せます。
長く使えるモノには”愛着”がわきます。時計や靴と同じように、眼鏡も共に連れ添っていけるパートナーです。
お客様の大切な眼鏡をよりよい状態で楽しんでいただけるよう、ブリンクでお求めの眼鏡のメンテナンスを承っております。
ご紹介した内容は、店頭ですぐ出来ることも多く、専門メーカーで修理が必要なものに関しましても、お見積り等承ります。
レンズの経年劣化・キズの気になるものがございましたら、レンズのみのお求め・交換も承ります。
ぜひ、この機会にご相談ください。
眼鏡との上手なつきあい方 〜Love glasses you’re wearing! 〜
開催期間 2017年9月1日(金)〜10月1日(日)
場所 ブリンク ベース
Illustration & Text:Yasushi Kato
Photo: Kota Takakuwa
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一生に一度は作ってみたいビスポーク眼鏡の魅力 SAVILE ROW | サヴィル ロウ
お好みに合わせて1本から製作可能
すでにご存じの方も多いと思いますが、そのSAVILE ROW|サヴィル ロウ の眼鏡は、1930年代からある自社の工房、アルガワークスで伝統的な製法で作られております。サヴィル ロウの眼鏡は、1本の眼鏡を作るのに130個の工程があり、昔からの古い製造方法で1本づつ作られます。その特性を活かしてブリンク ベースでは、お客さまの好みに合わせてビスポークで1本から製作が可能です。
ビスポークの醍醐味
ビスポークの眼鏡の醍醐味は、自分の顔にピッタリと合ったものが作れることだと思いがちですが、それだけはありません。細かな仕様を自分の好みに合わせて作り上げることが出来ます。
既製品と違い、お客様ご自身が「ものづくり」の一端を担うところに、ビスポークの眼鏡の醍醐味があるのです。サヴィル ロウのビスポークは、フレームデザインにたくさんのパターンがあり、それをサイズ、テンプル(つる)形状、カラー、ディティール、などをカスタムしていくセミオーダーのスタイルです。しかし、その組み合わせは全て合わせるとなんと2,000 パターン以上のパターンから選ぶことが出来ます。
ほとんどの方は、最初から作りたいイメージはありません。
とはいえ、ビスポークでどんな眼鏡を作ったら良いだろうかと想像が付かない方も多いと思います。実は、ビスポークでオーダーされる方のほとんどは、最初から作りたいイメージがある訳ではないのです。店頭で、サヴィル ロウの眼鏡を見ていただいて、スタッフと会話を楽しみながら、話しているうちに方向性が決まる方がほとんどです。
「吟味している過程」が楽しい。
ビスポークの眼鏡のもう1つの醍醐味は、イメージを作り上げる時の「吟味している過程」です。 ゆっくり時間をかけて、丁寧に1つ1つの眼鏡のパーツを吟味して選ぶから面白いのです。
前置きが長くなってしまいましたが、ビスポークで製作したサヴィル ロウの眼鏡の事例をいくつかご紹介させていただきます。
OSRC8 + NO.24 Curl Sides + Matt Balck Rim + Blue lenses
ラウンド型の眼鏡のリムにマットブラックのセル巻き仕様にしてあります。
セル巻きをすると正面の線が太く強調され、掛けると印象が程よく強くなります。顔にのせた時に、マットブラックがパキッと引き締めてくれます。
テンプル(ツル)の部分は、耳のまわりをくるんと包み込む「縄手」の仕様にしました。「縄手」のメリットは、一般的には顔を下に向けた時にずれ落ちません。しかし、それよりも、なんと言っても見ためがカッコ良いことです。耳に掛かっていると誰にも見えないではないかと思われますが、縄手がカッコ良いのは、「置いた時」です。
なにげなく眼鏡をテーブルに置いた時の佇まいが、最高にカッコ良いのです。
また、ブルーのカラーレンズを入れても、ヴィンテージぽい雰囲気がより出ます。サヴィル ロウの眼鏡は、カラーレンズとのマッチングも良いので、サングラスにしても面白いです。
SAVILE ROW|サヴィル ロウ
PRODUCT NAME: OSRC8 + NO.24 Curl Sides + Matt Balck Rim + Blue lenses
COLOR: Matt Black × Rhodium Shiny
PRICE: 44,280 yen (w /tax)
OSRC7 + Bowed Hockey Sides
プレーンな丸眼鏡ですが、「丸」って意外に柔らかそうな印象に見えそうで個性的で、掛けると意外と主張が強く見えることは多々あります。場合によっては、どうしてもキャラクターが立ってしまうように見られてしまうことも否めません。
そんな時は、フロントのサイズを小さくすれば良いのです。ただそのままサイズダウンしてしまうと、顔幅に対してフレームの横幅も狭くなってしまいます。そういう時には、「BOWED HOCKEY SIDES」という根元が、折れ曲がった形状のテンプル(つる)を使います。しなやかにカーブしたラインは、身に付けると優しい印象になり美しいです。
美しいテンプル、フレームをサイズダウンしたこととロールドゴールドの落ち着きのあるエレガントな色合いが相まって、この眼鏡を掛けると上品で知的でアカデミックな装いにしてくれます。
SAVILE ROW|サヴィル ロウ
PRODUCT NAME: OSRC7 + Bowed Hockey Sides
COLOR: Gold Shiny
PRICE: 42,120 yen (w /tax)
OSRC1 + No.36 Hockey Sides + Chestnut Rim
一番スタンダードなデザインのPANTO型をベースにカスタムメイドしてみました。ゴールドのフレームにチェスナットのセル巻きをオプションで追加。チェスナットの赤みが明るく、柄のパターンで良い感じにニュアンスが出ます。色も形もなじみが良いので、ナチュラルな感じで気軽に掛けられます。
しかも、フロントにセル巻きにしたので、サイドのテンプル(つる)の形状がノーマルだと見ためのボリュームがフロント側に行きやすくなります。それをバランス良くするために、アセテートとメタルのコンビネーションをさりげなく使用したところが、こだわりポイントです。真横から顔を見た時にも、チェスナットの美しい柄がアクセントとなっています。ちょっとしたことですが、これだけで大きく印象が変わります。まさに抜かりのないカスタムメイドです。
SAVILE ROW|サヴィル ロウ
PRODUCT NAME: OSRC1 + No.36 Hockey Sides + Chestnut Rim
COLOR: Gold Shiny
PRICE: 45,900 yen (w /tax)
サヴィル ロウのビスポークは、製作に約2ヶ月近くもかかり、なんでもすぐ手に入る今の時代には、逆行しているアイテムです。しかし、それだけ長くお待ちいただき、ご自分だけの1本が出来上がった時の喜びもひとしおです。ビスポークでお作りになった方は、製作から完成までの時間も長いですが、ご愛用される年数もその分長いようです。おそらく、ご自分で選ばれたという思い入れもあるのだと思います。
ご興味ある方は、その場でオーダーいただかなくても構いませんのでサヴィル ロウのビスポークの魅力を確かめにぜひお気軽にショップにお越しください!
Photo: Kota Takakuwa
サヴィルロウのビスポークの関連記事
SAVILE ROW|サヴィル ロウ でビスポークの眼鏡をあつらえてみませんか?(前編)
SAVILE ROW|サヴィル ロウ でビスポークの眼鏡をあつらえてみませんか?(後編)
80年以上も変わらない伝統的な製法、「ROLLED GOLD(ロールドゴールド)」
SAVILE ROW|サヴィル ロウ の新たなカスタム、ENGRAVEDがラインナップ。
Savile Row | サヴィル ロウ (OSRC5)の次の『NEW STANDARD』
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C.W.Dixey&Son | シー ダブリュー ディキシー アンド サン 知られざるその歴史について〈前編〉
現存する最古の眼鏡製造メーカーとして挙げられるブランドC.W.Dixey&Son(シー ダブリュー ディキシー アンド サン)。普段は表立って店頭に並ぶことが少なく、当店”秘蔵のブランド”として大切に取り扱っています。230年以上にわたる歴史。その魅力を味わうためには、この長い歴史と背景を知って頂く必要があります。今までは詳しく語ることのなかったここにフォーカスし、今回はブランド誕生から英国王室との関わりについてご紹介致します。
【ブランドの成り立ち】
産業革命が起きた18世紀後半。1777年創業者であるウィリアム・フレイザーは、光学及び数学機器を製造する会社を、ニューボンドストリートに設立しました。1796年には、時の国王ジョージ3世より数学機器メーカーとしての功績を認められロイヤルワラントを取得。以降は英国王室と長い関係を築くこととなります。
王室御用達となったことで、他国への献上品を製作することもあり、中国清朝第6代皇帝乾隆帝のために作られた望遠鏡もその一つでした。現代の日本でも一般的に存在する宝石や貴金属があしらわれたアイウェアも、この作品でも見られる金やエナメル等の装飾を得意とした同ブランドが先駆けでありました。
1822年にはチャールズ・ウェイステル・ディキシーと彼の叔父ジョージによって「G.&C.Dixey」に社名を変更。その後チャールズの子孫達が継承していくことで語尾に”Son”が付けられ現在の名称に至ることとなります。
【英国王室との関係構築】
19世紀初頭に起こったナポレオン戦争にて、イギリス軍の指揮をとったことでも知られるウェリントン公爵が顧客になってからは、国王ジョージ4世から再びロイヤルワラントを授与されました。この時の逸話として、公爵に贈る眼鏡ケースのカラー(本来は赤色を希望していた)を間違えてしまったことがきっかけとなり、以来ブランドとの関係が築かれたという記録が残っているそうです。
続く国王ウィリアム4世には、スクエア型のスチール製フレームにカラーレンズの入った眼鏡を献上しています。その後、チャールズ・ディキシーが亡くなった1880年以降、3世代にわたりオプティシャンとしてヴィクトリア女王に仕えることとなり、王室との関係は1929年まで続くこととなります。
【大戦を経て】
20世紀の中盤、第2次世界大戦の勃発により、C.W.Dixey&Son(シー ダブリュー ディキシー アンド サン)も、その影響を受けることとなります。しかし、混乱の時代の中にあって同ブランドは、英国に多大な影響をもたらせたある人物と関わることになります。
現行品にも見られる眼鏡のある部位に、その秘密が隠されているのですが、続きはいずれお話させて頂きたいと思います。その前にお知りになられたい方は、お気軽にお店にお越しください。
(左上)
C.W. Dixey & Son|シー ダブリュー ディキシー アンド サン
PRODUCT NAME: CHARTWELL01
COLOR: B
PRICE: 57,780 yen (w/ tax)
(左下)
C.W. Dixey & Son|シー ダブリュー ディキシー アンド サン
PRODUCT NAME: CHARTWELL03
COLOR: T
PRICE: 57,780 yen (w/ tax)
(右上)
C.W. Dixey & Son|シー ダブリュー ディキシー アンド サン
PRODUCT NAME: CHARTWELL02
COLOR: B
PRICE: 57,780 yen (w/ tax)
(右下)
C.W. Dixey & Son|シー ダブリュー ディキシー アンド サン
PRODUCT NAME: CHARTWELL22
COLOR: T
PRICE: 57,780 yen (w/ tax)
Text: Yasushi Kato
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新生 SAINT LAURENT | サンローラン のアイウエアコレクション、デビュー
エディ・スリマンの退任と、クリエイティブディレクターにアンソニー・ヴァカレロの就任、新たな時代を迎えたSAINT LAURENT | サンローラン。その世界観は毎シーズン、アイウエアコレクションにおいても同様にデザイナー、ブランドの意思が色濃く反映されています。ランウェイでもサンローランの伝統を重んじていたように、クラシカルでエッジの効いたコレクションとなっております。ぜひご覧ください。
SAINT LAURENT | サンローラン
PRODUCT NAME: SL149T
COLOR:001,003 (上から)
PRICE: 73,440yen(w/tax)
すべてチタニウムで仕上げたサーモントフレーム。上下同素材でも、厚みのコントラストをつけることでアイブロウを表現。
SAINT LAURENT | サンローラン
PRODUCT NAME: SL153,SL152 (上から)
COLOR:001
PRICE: 43,200yen(w/tax)
あえて黒のみで買い付けしたSL153とSL152。ソリッドな雰囲気がとても格好いいです。
SAINT LAURENT | サンローラン
PRODUCT NAME: SL154
COLOR:003,001 (上から)
PRICE: 43,200yen(w/tax)
SAINT LAURENT | サンローラン
PRODUCT NAME: SL177 SLIM
COLOR:001,004 (上から)
PRICE: 46,440yen(w/tax)
上のゆるやかなラインが美しいキャットアイ。艶っぽいカラーリングに注目です。
SAINT LAURENT | サンローラン
PRODUCT NAME: SL178 SLIM
COLOR:004,002,001 (上から)
PRICE: 46,440yen(w/tax)
近年スタートしたSLIMシリーズの新作。ヴィンテージさながらのエッジを効かせた縁取りと最新技術の薄い生地の組み合わせが絶妙です。
SAINT LAURENT | サンローラン
PRODUCT NAME: SL167/F,SL166 (上から)
COLOR:001
PRICE: 42,120yen(w/tax)
SAINT LAURENT | サンローラン
PRODUCT NAME: SL168/F
COLOR:002,001 (上から)
PRICE: 42,120yen(w/tax)
まさにイヴ・サンローランが掛けていたようなウエリントンシェイプ。太さのメリハリをつけた縁取りによってシンプルながらも印象的な仕上がりに。
もはやファッションブランドのメガネという枠組みを超えている、SAINT LAURENT | サンローランのコレクション。
いかがでしたでしょうか?。過去のものを現代にアップデートするテクニックはさすがの一言です。
みなさまのご来店心よりお待ちしております。
Photo & Text: Kota Takakuwa
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『夏のアヤメまつり』に向けて デザイナー今泉氏インタビュー
このたび、ブリンク ベースでは、8月11日(金)~31日(木)まで、ファッション関係者やヘアスタイリスト、老若男女問わず人気のあるブランド、ayame | アヤメの人気メタルフレームを中心として、新作・定番モデルを揃えた『夏のアヤメまつり』を開催します。
今回は代官山にあるアトリエで、デザイナーの今泉悠氏にお話を伺ってきました。
MD高桑(以下高桑):本日はお忙しいところお時間いただきまして、ありがとうございます。夏にayame | アヤメを特集させていただくのは今回で2回目ですが、今年はメタルフレームを中心にブランドの魅力をお伝えしていこうと思っています。
今泉さん(以下今泉):今回もお声かけいただき、ありがとうございます。ところでうちはメタル以外にもセルもコンビも作ってるんですが(笑)、どうしてメタルなんですか?
ayame | アヤメ
PRODUCT NAME: MANRAY
COLOR:G
PRICE: 43,200yen(w/tax)
高桑:もちろん今回もメタル以外にも幅広くご紹介させていただきますが、“メタルを中心に”とあえてうたおうと思ったきっかけは、僕がこのMANRAYというモデルに普遍的な魅力を感じていることがあります。メタルブリッジとノーズパッドが一体型になっている独自開発のマンレイ山、無駄のない削ぎ落とされたデザイン、意外とどなたにでも馴染みますし、お客様にかけていただいているのをずっと見ていても飽きがこないんです。
※MANRAYについて詳しくご紹介したブログはこちら
今泉:ありがとうございます。マンレイ山のパーツの開発や、鯖江で製作されていることの利点を生かしたフレームなので、そうした生産背景もお客様に伝えていただきやすいのではないかと思います。
高桑:せっかくなので、ayame | アヤメのメタルフレームの歴史を少しふりかえってみましょう。
今泉:はじめてのメタルフレームはNo.1101で、2011年秋に発表しました。(写真左上・『TOOLS』に掲載されているメガネ)このモデルはお客様の反応もよくて、かなり反響があったのですが、この後セル巻のフレームがとても人気になったので、もう僕たちが作る必要はないかな(笑)と思って、廃番になりました。
ayame | アヤメ
PRODUCT NAME: OLDSTAR
※ブリンク ベース ブログ2013年12月分より転載
※現在は廃番となっています。
高桑:このモデルの後継として、玉型(レンズの形)は2012年に発表されたOLDSTARが継ぐ感じになりますよね。彫金など、ブリッジの印象は変わりますが。
ayame|アヤメ
PRODUCT NAME: FOCUS
※現在は廃番となっています。
今泉:そうですね。ところで、この時期発表したFOCUS、OLDSTARの後は、ボストンタイプのメタルはED(下半分がリムレスのフレーム)以来、数年メタルのみのフレームを作らなかったんです。
ayame | アヤメ
PRODUCT NAME: ED
※ブリンク ベース ブログ2014年1月より転載
※現在は廃番となっています。
高桑:また人気になりすぎて、自分たちで作る必要がなくなってしまったんですか?(笑)
今泉:毎回そうだと有難いのですが(笑)、そうではなくて、次に作りたいもののイメージはありつつも、ブリッジのマンレイ山のアイデアを形にできる工場が、なかなか見つからなかったんです。
このブリッジとノーズパッドが一体になっているマンレイ山のパーツは、メタルを立体的にねじって作ります。製作時にパーツに何トンもの重さをかけるので、金型がすぐこわれちゃうんですよね。
数年前に形にしてくれる工場がやっと見つかりました。鯖江は中小の規模の工場が分業制でメガネを製作しているので、1つ1つの工程に対してのスペシャリストがいるんです。各企業の得意分野が明確なので、パーツの開発への投資もしやすい。
工場のコーディネートは製作の上で、かなり重要なことで、これができるのは日本製の強みだと思います。
高桑:金型がこわれるっていうのは、すごい力がかかっているんですね…。そうすると、やはり現在のモデルは初期のものより、金型を再製作する時に改良されているのでしょうか?
今泉:こわれるといってもそんなにしょっちゅう壊れるわけではないですが(笑)、現在のマンレイ山は少しくびれを強くしたり、細くしたり、よりかけやすくなるように少しアップデートされています。
(写真上から)
ayame | アヤメ
PRODUCT NAME: GMS、(写真下)SIPPOU
COLOR:G
PRICE: 43,200yen(w/tax)
PRODUCT NAME: SIPPOU
COLOR:BK
PRICE: 43,200yen(w/tax)
高桑:MANRAY、GMSはゴールドの色もいいですよね。パッと見派手かな?と思うイエローゴールドですが、意外と肌馴染みがよいです。アクセサリー感覚でかけていただけます。
今泉:それは嬉しいです。メタル素材として、18金は強度の面で難しいので、生地はチタンフレームで、メッキ加工でこの色を出しています。チタンは鯖江でも象徴的な素材なので、使いたかったんです。イエローゴールドは、アジア人がかけると顔が華やぎますよね。
高桑:難しいかもしれませんが、僕はayame | アヤメの18金のメガネも見てみたいです。最近メガネに使われている貴金属に興味があります。金は天然の素材ですし、パーマネントのアイテムとして、1つ上のメガネを探しているお客様にご提案してみたいです。
今泉:面白いですね。作られているところもありますので、不可能ではないです。次のステップは金になっていくのかもしれないですね(笑)。自分でもかけてみたいです。
―今回はメタルフレームを中心に今泉さんのお話をお伝えしましたが、掲載しきれなかったお話については8月中に改めてご紹介させていただきます。
『夏のアヤメまつり』
日程:2017年8月11日(金)~31(水)
会場:ブリンク ベース
ayame | アヤメの人気メタルフレームを中心として、2017SS新作、定番モデルもご紹介します。ぜひこの機会に店頭でお試しください。
Photo: Kota Takakuwa
blinc vase|ブリンク ベース
〒107-0061
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Megane GENTS & 美女 Yu Yamamoto | 山本悠
今回の『Megane GENTS & 美女』はプロBMX(バイシクルモトクロス)ライダー、山本悠さんにお話を伺いました。山本さんは3年前にフランスで行われたBMXの世界戦FISE(The Festival Intarnationa des Sports Extremes)でプロの資格を取得。BMXにはフリースタイル、レース、ストリートなどいくつかのカテゴリーがありますが、山本さんは舗装された平らな地面で比較的狭いスペースの中をゆっくりと走行しながら、バランスをとりつつ様々な技を連続して入れていく競技『フラットランド』のライダーとしてご活躍されています。
『フリースタイルパーク』と『マディソン』という競技が東京オリンピックの追加種目になり、注目されているBMX。
競技の面白さについて、そして山本さんの眼鏡選びについてお伺いしていきます。
ぜひ、ご覧ください。
http://blinc.co.jp/meganegents/
CRAFT×TECHNOLOGY―日本製ヴィンテージフレーム『櫻印』×KODAKの偏光レンズ
『櫻印』は、とある東京の眼鏡店で20本だけ発見されたヴィンテージのメガネです。
製造は『K.TANAKA.OPTICIAN.CO.』、ブランド名は『櫻印(もしくはSAKURA SPECTACLE)』ですが、詳細が不明で、製造した会社もブランドも、おそらく現在は存在しないものです。
こちらはダテメガネとしてかけても雰囲気があるのですが、今回は機能性に優れたKODAKの偏光レンズを入れて、アップデートしました。
レンズカラーは4色
偏光レンズは、反射光をより効果的にカットしてくれるため、同色のサングラスレンズと比べると、よりクリアな視界を確保できます。少しスモーキーな渋みのあるカラーも特徴です。また、カラーによってレンズの機能が変わります。
BRAND: 櫻印/SAKURA SPECTACLE
COLOR: BLACK/HORIZON BLUE
PRICE: 45,360yen(w/tax)
【ホライゾンブルー】
早朝や夕暮れ時に使用しやすく、この季節は涼やかな視界を得られます。写真撮影などのロケーションでも使用しやすいレンズです。
BRAND: 櫻印/SAKURA SPECTACLE
COLOR: BLACK/OLIVE GREEN
PRICE: 45,360yen(w/tax)
【オリーブグリーン】
黄色の色調はコントラストが強調されるため、ゴルフなどスポーツシーンやアウトドアシーンでも、対象をはっきりと捉えることができます。また、曇天時や霧の中など、視認性が低い状況でも使いやすいレンズです。
BRAND: 櫻印/SAKURA SPECTACLE
COLOR: BLACK/CRIMSON PINK
PRICE: 45,360yen(w/tax)
【クリムゾンピンク】
オリーブグリーンと同じく、コントラスト性能が高いレンズ。雪上やオフロードなど、見て捉える対象の多い環境下で真価を発揮しやすいカラーのため、マラソンランナーや、スキーヤー、自転車やバイクを使用するライダーにも好まれています。
BRAND: 櫻印/SAKURA SPECTACLE
COLOR: BLACK/TENDER GRAY
PRICE: 45,360yen(w/tax)
【テンダーグレー】
光の三原色=赤・青・緑をニュートラルに捉えられるカラー。シーンを問わずオールラウウンドに対応できます。タウンユースでも効果が分かりやすく、墨黒のようなカラーも美しいレンズです。
レンズカラーはこの中からお選びいただく以外にも、ご自分で好きなカラーを選んで入れていただくこともできます。
ヴィンテージらしいディテールが詰まったフレーム
『櫻印』には『セル巻』『縄手』『一山(いちやま)』と、ヴィンテージらしいディテールが詰まっています。
【セル巻】
メタルフレームの上に、黒のセルロイドを巻きつけています。現在主流のアセテートとはまた異なる質感・光沢が美しいです。
【縄手】
ケーブルテンプルとも呼ばれるこのテンプルは、明治時代以降の日本はもちろん、欧米でも金属製のメガネによく見られたスタイルで、耳の後ろで固定するため外れにくいのが特徴です。
【一山】
鼻の側面に固定するノーズパットがなく、鼻梁にブリッジをのせるため、スッキリとした見た目になります。一山にもセルロイドが巻かれているのは、当店では珍しいデザインです。
『櫻印』のこだわり
デッドストックのため、包装されていた紙袋もまちまちで、じっくり見ているうちに、袋の裏に以下の記述を発見しました。
『【櫻印】
レンズはドイツから原料を仕入れ、最新の機械を用いて熟練の職人が作りました。
その度数は正確なものです。(※)
フレームの品質も優良で、日本第一とも言われる良品です。
外国製品と比較しても、勝るとも決して劣らないものです。』
※実際のフレームには当時のレンズではなく、KODAKの新しい偏光レンズが入ります。
今でこそ日本製のメガネは世界トップクラスの品質を誇りますが、一般的に海外製の方が質がよいとされていた時代に、「品質も誇れるメガネを作っている」という櫻印のこだわり、意気込みが感じられます。
今回入荷したフレームは、パッと見は全て同じように見えるのですが、微妙にディテールや、レンズの玉型が異なるものもあります。ぜひ店頭でお気に入りの1本を見つけてください。
Photo: Kota Takakuwa
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バリエーション豊かなクリアカラー REIZ GEMANY | ライツ ジャーマニー のOPTITEKTUR CRYSTAL
REIZ GEMANY | ライツ ジャーマニー のデザインの直線づかいの美しさが引き立つ、OPTITEKTUR CRYSTALのご紹介です。
OPTITEKTURとは、眼鏡(OPTICAL)、建築(ARCHITECTURE)からなるライツ ジャーマニーがつくった造語。
眼鏡と建築との融合、数多くのモダン建築をもつドイツならではの発想から生まれています。
水晶(CRYSTAL)をコレクション名につけるだけあって、全てクリアカラーの展開です。
暑い夏に、目元を涼しげに見せてくれそうなライツ ジャーマニーのクリアカラーのコレクション、ぜひご覧ください。
REIZ GERMANY | ライツ ジャーマニー
PRODUCT NAME : KONVEX
COLOR:213
PRICE:41,040yen (w/tax)
タイプ名のKONVEXはドイツ語で凸面(とつめん)。スクエアとティアドロップの中間のようなシェイプが特徴的。白っぽいクリスタルカラーはモードな装いに。
REIZ GERMANY | ライツ ジャーマニー
PRODUCT NAME : VECTOR
COLOR:207
PRICE:41,040yen (w/tax)
このブランドらしい直線的なフォルムが美しいスクエアシェイプ。生地の厚みにコントラストをつけることで、サイズは大き目でもスッキリとまとまっています。
REIZ GERMANY | ライツ ジャーマニー
PRODUCT NAME : KANTE
COLOR:211
PRICE:41,040yen (w/tax)
繊細なラインのウエリントンシェイプ。エイジングされたような黄みがかったクリアカラーはヴィンテージフレームのような質感です。
今回ご紹介した以外のシェイプもご用意しております。
クリアカラーのバリエーションは、肌色との相性もありますので、ぜひ店頭にてお試しくださいませ。
みなさまのご来店を心よりお待ちしております。
Photo & Text: Kota Takakuwa
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クラシックなシェイプが新鮮に MARKUS T | マルクス ティーのDシリーズ
今季よりブリンク ベースではドイツのアイウエアブランド、MARKUS T | マルクス ティーの取り扱いをスタートいたします。
MARKUS TEMMINGが考案した、ネジを使わないシンプルな構造のメガネ
このブランドのデザイナーであるマルクス・テミングは、1998年にフロントとテンプルにネジを使わないシンプルな構造のメガネを考案。その後そのメガネで特許をとり、1999年にブランドを設立しました。
立ち上げ当初から、常に技術の革新とデザインの考案をチームとともに行っており、『Red Dot Design Award』をはじめ数々のデザインアワードを受賞しています。
ガラスとレンガ、コンクリートと木製の古い梁をもつ ”Transparent Factory”
北ドイツのイッセルホルストに本社を構え、古い農家の建物をリノベーションした新しい社屋はマルクス・テミングが”Transparent Factory”と呼び、約50名ほどのスタッフが開発・製造を行っています。ここでは年間約5万本のメガネが製造され、世界64カ国で発売されています。
ドイツ製のクオリティ、手作業へのこだわり
MARKUS T | マルクス ティーのテンプルに使用しているTMi(ポリアミド樹脂)は、MARKUS T | マルクス ティーのオリジナルで、変色せず、リサイクルも可能。ノンアレルギーの素材です。
またメタル部分のチタンは、医療の現場でも使われるレベルの高品質なものを使用。
TMiとチタンの染色には退色・変色しない、特許取得済みの技術を使っています。
新しい技術を採りいれながらも、全てのパーツをドイツで製作し、フレームは手作業で組み立てられています。
『テクノロジー』と『クラフト』の融合は実物をご覧いただくと、すぐにご理解いただけると思います。
開始当初からのデザインの魅力が詰まったフレーム
今回は90年代のブランド開始当初よりつづくDシリーズ(DESIGN CLASSIC, DESIGN NEO)のみに絞って買い付けしました。
MARKUS T | マルクス ティーのクリーンでミニマムなデザインをご覧ください。
MARKUS T | マルクス ティー
PRODUCT NAME : D2010
COLOR:115
PRICE:48,600yen (w/tax)
ブランドの開始当初から販売されている20年近いロングセラーのモデルは、ユニークなラウンドシェイプ。極端なまでに小さいレンズのサイズ感と、広めのブリッジ幅(鼻幅)で印象に残るデザインになっています。
MARKUS T | マルクス ティー
PRODUCT NAME : D3320
COLOR:115
PRICE:55,080yen (w/tax)
まだまだ注目のツーブリッジフレームも、このブランドの手に掛かればクリーンなものに。いわゆる”ツーブリッジ”とは一線を画す、良い意味で色気のない、独特な存在感が出ています。
MARKUS T | マルクス ティー
PRODUCT NAME : D2069
COLOR:115
PRICE:48,600yen (w/tax)
クラシックなウエリントンシェイプが目を引くフレーム。正統派のシェイプでもハーフリム(メタルの枠を上半分のみ)にすることで、軽くスッキリまとまっています。
この他にも様々なシェイプを多数ご用意しております。フレームの軽さ、快適な掛け心地は当店でも随一です。
ぜひ店頭にて、手に取ってお試しくださいませ。みなさまのご来店を心よりお待ちしております。
Photo & Text: Kota Takakuwa
blinc vase|ブリンク ベース
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3週連続新作リリース OG×OLIVERGOLDSMITH | オージー・バイ・オリバー・ゴールドスミス 7thコレクション
OG×OLIVERGOLDSMITH | オージー・バイ・オリバー・ゴールドスミスより7回目となるコレクション「Re.collection_2」が6月28日(水)より発売となりました。
1926年、フィリップ・オリバー・ゴールドスミスによって創業。英国の老舗アイウエアブランドとして知られるOLIVER GOLDSMITH | オリバー・ゴールドスミス。2014年4月に新ラインOG×OLIVERGOLDSMITH | オージー・バイ・オリバー・ゴールドスミスを立ち上げ、ブランドが培ってきた美意識とノウハウをいかし、これまでに6回にわたるコレクションを発表してきました。
オリバー・ゴールドスミスの子息、ニック・ゴールドスミスが試みた『アーカイブの解体・再構築』
3回目のコレクションよりオリバー・ゴールドスミスの子息である映像プロデューサーのニック・ゴールドスミスがクリエイティブディレクターに就任。
そのニック・ゴールドスミスは、6回目のコレクションに引き続き、音楽でいう「リミックス」の手法を採用。イギリス・ロンドンにあるオリバー・ゴールドスミス本社の倉庫(500モデル、計5,000本以上の眼鏡がアーカイブ)をリサーチ。その中から8つのモデルをピックアップ、解体・再構築を試みました。
当店ではその中より、アセテート素材による新構造の2モデルとシートメタルを使用した2モデルに絞って買い付けました。併せてOG×OLIVERGOLDSMITH | オージー・バイ・オリバー・ゴールドスミス ブランド初となるサングラスもございます。6月28日(水)よりモデルによって3週連続での販売となります。ぜひご覧ください。
今回のコレクションのアセテート素材は、素材開発からブランドが携わったオリジナルのもの。また、生地の厚み、削り込み、クリングス(ノーズパッドに続く金具)の位置を配慮し、バランスのとれた掛け心地に。メタルパーツもすべてオリジナルでの開発と、細部までこだわり抜いています。
チタンモデルは、チタンを精密に削り出し、フレームを製作。フロント上部を七宝でコーティングすることで、サーモントを表現。テンプルエンドにはブランドロゴをかたどった意匠をアセテートモデルと同じく採用しています。
6月28日(水)発売 『Re.SHEPPERTON』『Re.RETRO SIX 51』
7月6日(木)発売 『Re.BETSY』
OG×OLIVERGOLDSMITH | オージー・バイ・オリバー・ゴールドスミス
PRODUCT NAME : Re.BETSY
COLOR:115-5
PRICE:39,960yen (w/tax)
7月14日(金)発売 『Re.RETRO SIX 47』 『Re.RIPON 47』
OG×OLIVERGOLDSMITH | オージー・バイ・オリバー・ゴールドスミス
PRODUCT NAME : Re.RETRO SIX 47
COLOR:052
PRICE:39,960yen (w/tax)
OG×OLIVERGOLDSMITH | オージー・バイ・オリバー・ゴールドスミス
PRODUCT NAME : Re.RIPON 47
COLOR:053
PRICE:39,960yen (w/tax)
今回も充実のラインナップです。他にもカラーバリエーションがございます。
みなさまのご来店心よりお待ちしております。
Photo: Shuhei Nomachi
Text: Kota Takakuwa
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Persol | ペルソール 日本では流通しない希少モデル “Galleria 900″入荷
当店でも久しぶりの買い付けのPersol | ペルソール。今回は日本では当店だけのご紹介となる、日本未発売モデルをご紹介します。
“Galleria 900″コレクションは1940年代のアーカイブモデルからインスピレーションを受けて製作されました。
カラーリング、ディテールはそのままに、当時のデザインと今の雰囲気がミックスされたコレクションです。今なお根強いファンをもつPersol | ペルソールの新作コレクション、ぜひご覧ください。
ヴィンテージさながら、絶妙なバランスのメガネ
Persol | ペルソール
PRODUCT NAME: 3141V(48), 3142V(47), 3143V(47) (左から時計回りに)
COLOR: 95, 1051, 1050
PRICE: 29,160yen(w/tax)
ラウンドシェイプが特徴の3141V(写真左)。ブリッジの位置を高めに設定することで程よくクラシックにまとまっています。
縦幅をたっぷりととったウエリントンシェイプの3142V(写真右上)。少しサイドが垂れたシェイプがどことなくナードな印象に。
ブリッジにキーホールを配置し、引き締まったアウトラインのウエリントンシェイプ、3143V(写真右下)。小ぶりなサイズ感はヴィンテージフレームさながら。
ヴィンテージのディテールを再現
アーカイブのアローマークを忠実に再現しています。
メフレクション(1930年代に特許をとったペルソールオリジナルのテンプル構造)によって掛け心地も快適に。
イタリアらしいカラーリング、レンズにはガラスレンズを採用
Persol | ペルソール
PRODUCT NAME: 3152S, 3148S (上から)
COLOR: 9042/4E, 9014/31
PRICE: 29,160yen(w/tax)
ボストンシェイプが美しいサングラス、3152S(写真上)。ネイビーとブラウンが混ざったペルソールオリジナルの生地は、カラーリングが絶妙です。
このブランドが得意なスクエアシェイプの3148S(写真下)。天地を狭くすることで引き締まった表情になります。どちらもガラスレンズを使用しているため、視界の透明度も高く耐久性にも優れています。ガラスレンズ特有の重みも良いですね。
“Galleria 900″は今回入荷分が最初で最後となります。ブログをご覧いただいて気になっていただいた方は、ぜひお早目に店頭でお試しください。
ちなみに1917年創業のPersol | ペルソールは、今年でなんと100周年。イタリアでも屈指の歴史あるブランドとなりました。過去に敬意を払いながら革新的なモデルをつくってきたPersol | ペルソール。今後のコレクションも楽しみですね。
このほか新作メガネ、サングラスともに多数ご用意しております。みなさまのご来店を心よりお待ちしております。
Text & Photo: Kota Takakuwa
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