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80年代のヴィンテージメガネ、ウィーンのロバート ラ ロッシュ

カレーとメガネが大好物なスタッフの新井です。

さて今回は、ヴィンテージメガネとアイウェアデザイナーのレジェンド、ロバートラロッシュ(以下ラロッシュ)についてです。

メガネや時計、ジュエリー、など様々ファッションアイテムなどに使われることが多い言葉“ヴィンテージ”。

ところでヴィンテージの定義って何でしょうか?

まずはそこから掘り下げます。

ヴィンテージとは元々、ワインにおいて、ぶどうの収穫から醸造を経て、瓶詰めされるまでの工程を表す言葉です。

語源はフランス語の”vendange”で、さらに遡ればラテン語の「ぶどうを収穫する」という意味からきています。

皆様もお分かりの通り現代では、時間をかけて良さが増した品物というような意味合いで幅広い分野で使われています。

世界三大眼鏡産地とされる日本、イタリア、中国を始めフランス、アメリカ、ドイツなど世界には多くのメガネ産地が存在します。

ヴィンテージのメガネはその国々の当時の時代背景や歴史など様々なことを現代に伝えてくれています。

そこで私物のヴィンテージメガネを一部ご紹介します。

私の実家であるカレー専門店Marjoram(マジョラム)の新しいロゴ制作のためにローレンス・ジェンキン氏に寄贈していただいた、19世紀にイギリスで製造、使用されていたパンスネ、日本でいう鼻メガネです。

まだ耳にかけるテンプルパーツがなく、洗濯バサミのような形状で鼻に装着して使用されていました。

下はヴィンテージメガネ好きの方ならアメリカンヴィンテージとしてお馴染みの、1930年代に作られたこちらのメガネ。

実はこれはキューバの首都ハバナ製。この一本から当時のキューバの様子や国際情勢を伺うことができます。

メタルフレームが成熟し、徐々にプラスチックフレームが製造されるようになってきた1940年代に、フランスのジュラ地方で製造されたこちらのフレーム。

メタル素材のフレーム製造知識を、そのままアセテート素材に応用しています。

当時の職人によるフロント上部の手彫りは現代のブローデザインに通じるものを感じますね。

続いて下のモデルは、現代でも多くの素晴らしいメガネブランドが存在するメガネ大国ドイツ。

戦後目覚ましい復興を遂げた西ドイツでは、ドイツらしい質実剛健な作りのアイウェアが数多く製造されました。

このモデル名として刻印されているroccoは日本の六甲山から命名したのだそう。

私が所有している理由は熱狂的な阪神タイガースファンだから。ただそれだけです。

ここで紹介したイギリス、アメリカ、フランス、ドイツはやはりヴィンテージメガネを語る上では外せませんね。

 

そして日本国内ではあまりメジャーではありませんが、ここで忘れてはいけない国が、オーストリアです。

特に1980年代、オーストリアには多くのアイウェアデザイナーとメガネ工場が存在しました。

そしてロバート ラ ロッシュ もオーストリアを代表するアイウェアデザイナーです。

彼は1938年、オーストリアのウイーンで生まれ、オプチル社(オーストリア)にてキャリアをスタートし、1973年に自身のブランド「ROBERT LA ROCHE」を設立しました。

1999年にブランドを売却をするまで に1,200もの眼鏡をデザインし、特徴的な色遣いと個性的な意匠は20世紀のアイウエア業界に大きな影響を与えました。

現代のアイウェアデザインの礎を築いたといっても過言ではないのです。

そこで、ロバート ラ ロッシュ ヴィンテージの刺激的なアイウェアコレクションを一部ご紹介します。

 

これぞロバート ラ ロッシュ 。これぞポストモダン。似合う似合わないではなく、掛けたい人が掛けるのです。

最高にカッコいよくないですか?

解釈の仕方、掛けるシーンは人それぞれです。挑戦者お待ちしております。

ROBERT LA ROCHE VINTAGE | ロバート ラ ロッシュ ヴィンテージ
PRODUCT NAME: S79
COLOR: Black
PRICE: ¥36,300-(w/tax)

 

今となっては当たり前のプラスチックとメタルのコンビネーションフレームもこの時代では斬新なデザインです。

逆に今となっては斬新にも見える天地幅の低い八角形スタイルは当時だと定番だったかもしれませんね。

薄めのパープルカラーのレンズをカスタムし、よりロバート ラ ロッシュ の世界観を引き出してみました。

ROBERT LA ROCHE VINTAGE | ロバート ラ ロッシュ ヴィンテージ
PRODUCT NAME: 543
COLOR: 650
PRICE: ¥36,300-(w/tax)

 

サーモントスタイルをメタルだけで表現したこちらのモデル。

元々顔の威厳を強調するためにアメリカでデザインされたとも言われるサーモントスタイルですが、ロバート ラ ロッシュ の手にかかればヨーロッパテイストでどこかレディースライクな仕上がりが魅力的な一本です。

新井も色違いで愛用しています。

ROBERT LA ROCHE VINTAGE | ロバート ラ ロッシュ ヴィンテージ
PRODUCT NAME: 642
COLOR: CA625
PRICE:  ¥27,500-(w/tax)

 

これいつかけるの!?みたいなポストモダンを象徴するデザインが印象的なロバート ラ ロッシュ ですが、

実はこんなシンプルなモデルもあります。

不思議と掛ける人を問わないバランスのとれた絶妙なパントスタイルです。

現行のフレームには見られない発色のいい赤茶系のカラーがコーディネートのアクセントとしていい役割を果たしてくれます。

ROBERT LA ROCHE VINTAGE | ロバート ラ ロッシュ ヴィンテージ
PRODUCT NAME: 483
COLOR: 407
PRICE:  ¥31,900-(w/tax)

 

このサイズ感のツーブリッジを探していた方も多いのでは?

アビエイター型ではなく、玉型はシンプルなパント型ですので初めてのツーブリッジにもオススメの一本。

自身のデザイン性をしっかりと反映させながら、このような挑戦しやすいフレームも作っていることに感動と驚きを覚えます。

ROBERT LA ROCHE VINTAGE | ロバート ラ ロッシュ ヴィンテージ
PRODUCT NAME: S79
COLOR: Black
PRICE: ¥36,300-(w/tax)

 

日本国内のヴィンテージメガネの人気からみると盲点な“1980年代“、”オーストリア“という2つのトピックですが、アイウェアデザインの歴史的観点からすると決して外すことはできません。

ポストモダンを象徴するロバート ラ ロッシュ のポップなアイウェアデザインは、顔にのせることで、ユーザーの潜在的な個性を引き出してくれるように思います。

是非、ロバート ラ ロッシュ ヴィンテージのアイウェアかけて、いつもより少し楽しい日常を創造してみてはいかがでしょうか。

 

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