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ゆっくりと時間をかけ、進化し続ける SAVILE ROW|サヴィル ロウ

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SAVILE ROW|サヴィル ロウの「アセテートとメタルのコンビ」のコレクションが、再入荷しました。今回は、パント型やクアドラ型をアップデートした新作も入ってきました。それらの入荷してきた眼鏡を見て、初めてサヴィル ロウの「アセテートとメタルのコンビ」のコレクションを見た時のことを思い出しました。

初めて見た時は、今までの「メタル」や「セル巻」のパント型の眼鏡の印象が強過ぎて、通常のメタルのものとこの「アセテートとメタルのコンビ」のコレクションとなんだかとはリンクしませんでした。クラシックなイギリスの眼鏡といえば、フレームに厚みがあり重厚感のあるような無骨なイメージを勝手に想像してしまいます。
それに比べて、この「アセテートとメタルのコンビ」のコレクションはもっと洗練され、生地の厚みも薄く繊細で上品な感じがしました。サイドは、サヴィル ロウの特徴でもある、三層の金属からなる伝統的製法の「ロールド ゴールド」のメタルテンプルを採用しております。しかも、アセテートの智の部分を蝶番と一体化したメタルで挟み込んでいます。メタルで挟み込む構造の為、フロントのアセテートの厚みは薄くなり、メタルテンプルとのマッチングも素晴らしく、洗練された美しさに仕上がっています。

このメタルで挟み込む構造のコンビフレームは、今までのサヴィル ロウのコレクションにはない全く新しいものです。また、アセテートのフロントフレームも、クラシックなテイストの為に昔からあるように見えますが、新しくデザインされたものです。つまり、昔のサヴィル ロウには、この仕様はなかったのです。
しかし、ことクラシックな眼鏡に関して言うと、過去に同じようなデザインがあると安心し、一歩間違えると過去にあったかどうかを重視して過去に答えを求めようしてしまいがちです。何の偏見も持たずに純粋な目でこのコレクションを見ていると、感性に訴えかけてくるような美しさがあり、シンプルなデザインながら不思議と心を奪われます。実際に、僕自身がすでに前回の入荷でコンビを1本買って、また今回の入荷でもう1本欲しくなっていること自体が、すでに心を奪われている証拠です。

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SAVILE ROW|サヴィル ロウ
PRODUCT NAME : BOND
COLOR:BLONDE
PRICE: 43,200yen (w/tax)
個性的に見えるラウンド型ですが、サイドのテンプルがメタルの為、繊細さが増し印象が優しく見えます。ラウンド型をかけてみたい気持ちがあるなら、ぜひ一度試していただきたいです。

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SAVILE ROW|サヴィル ロウ
PRODUCT NAME : PARKER
COLOR:AUTUM LEAF
PRICE: 43,200yen (w/tax)
少し丸みのある四角いデザインとクリア系のカラーにより、男性だけではなく女性がかけてもかけやすい眼鏡です。

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SAVILE ROW|サヴィル ロウ
PRODUCT NAME : DRURY
COLOR:HAVANA
PRICE: 43,200yen (w/tax)
このパント型は、縦と横のデザインのバランスが素晴らしいです。カラーによって違った表情を見せます。形がきれいなので、ぜひいろんなカラーを試していただきたいです。

サヴィル ロウは、時が止まった過去のコレクションではなく、ゆっくりと時間をかけながらも今でも進化しているのです。伝統とは、こうやって築き上げられていくものなんだと思いました。サヴィル ロウの新定番として、「アセテートとメタルのコンビ」の眼鏡をおすすめします。お気軽にお越しいただき、実際にお手にとってお試しください。

Photo: Kota Takakuwa
Text: Toshiyuki Araoka

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