飲み過ぎても大丈夫。「SHUT UP AND DRINK」村上周さんインタビュー(前編)

INTERVIEW

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中目黒にある「旬のアイデアを、新鮮なまま伝える場所。」BRICK & MORTAR中目黒で12月13日(金)から開催する、神山隆二氏と村上周氏による展覧会「SHUT UP AND DRINK」。
素材を選ばずに自由にインプロバイズする神山隆二と、構築しながら抽象を軸に描いてゆく村上周。
対照的なスタイルを武器とする2人のペインターが、「だまって飲め!!(SHUT UP AND DRINK) 」と酒席をきっかけに意気投合し開催された2018年に引き続き、2回目の開催になります。

今回は私たちブリンクもサテライト会場として参加させていただき、ブリンク外苑前では村上さん率いるamabroのポップアップを、ブリンク ベースでは神山さんのポップアップを開催します。
開催前のお忙しいタイミングですが、マネージャーの矢澤がBRICK & MORTAR中目黒におじゃまして、今回ブリンク外苑前がお世話になる、村上さんにお話を伺ってきました。

矢澤: 今日はお忙しいところ、お時間をいただきましてありがとうございます!もともと周さんは事務所がお近くで、僕たちも「周さん」とお名前で呼ばせていただいているのですが、ご近所の時は本当によくお店にもお越しいただいて、お世話になっていました。
村上美術の事務所が外苑前から移転されてから、もうどのくらいになるでしょうか?

村上周さん(以下村上): 5年くらいになるかな。外苑前には、7年くらい事務所がありました。

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矢澤: その頃はブリンク外苑前と、その後にオープンしたブリンク ベースにもよくお越しいただいていていましたね。周さんにとってメガネってどんなものですか?

村上: やっぱりね、生活必需品。メガネがないと何もはじまらない。でも好きで突き詰めていくと、流行りがあったり、もっと興味を持つとデザイナーがおるっていうことも気になって、こだわったものが欲しくなりますよね。

矢澤: そういう話って、お友達とかお店で聞かれたりするんですか。

村上: だいたい接客を受けて情報を得て、みたいな感じかな。

矢澤: 最近うちのお店にお越しいただいていなくてさみしいのですが(笑)、最近当店でも取扱いのMEGANEROCK | メガネロック の雨田さんから直接お求めになっているという噂を聞きましたが・・・。

村上: そうそう、MEGANEROCKの雨田くんとは、去年くらいから物々交換をしていて、僕の作品と雨田くんのメガネを交換してます。

矢澤: 雨田さんのメガネも羨ましいですが、周さんの作品をもらえるんですか!?いいなぁ…。お2人はどうやって交換するんですか。

村上: 『FOR STOCKISTS EXHIBITION』っていう合同展示会の時に、雨田くんも僕も出品しているから、新しいラインを見せてもらって、これちょうだいって交換します。対価が金銭じゃなくて、気持ちでつながるからいいよね。

矢澤: 素敵な物々交換ですね。雨田さんとは昔からのお付き合いなんですか?

村上: その合同展示会かな、知り合ったのは。

矢澤: 今かけていらっしゃるのは、VECTORシリーズの008ですよね。MEGANEROCKのメガネって、周さんから見てどういうところが面白いですか?

村上: ディテールの部分かな。外側をまっすぐ斜めにカットして、エッジをつけてるところとか、レンズに向かって奥行をつけてるところとか。

矢澤: テレビジョンカットですね。

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村上: あとは一番最初のVECTORシリーズのちょっと横に広い大きな四角いやつは、ロサンゼルスオリンピックの時の選手がかけてたやつでしょ。

矢澤: 雨田さんがオリンピックの写真集で見つけた、陸上の選手がかけていたメガネですよね。

村上: あれはロサンゼルスオリンピック自体が雨田さんの記憶に残っていたんじゃないかな。それを自分の中で解釈して、今このタイミングでメガネにしたっていうのは、彼のアイデンティティが詰まっていて面白いよね。

矢澤: 雨田さんのバックボーンが見えてくるようで面白いですよね。MEGANEROCKのメガネは結構沢山お持ちなんですか?

村上: 3本。あとブリンクで買ったやつ、イギリスのブランドで、ジョン・レノンがかけてたやつ。あれが1番長くかけてたな。まだそこにある(笑)。

矢澤: SAVILE ROW | サヴィル ロウですね。ありがとうございます。歴史もあるし、昔ながらの作り方で、いいブランドですよね。セレクトがさすがです!
ところで、今回お力添えいただいているイベントは「SHUT UP AND DRINK(だまって飲め!)」っていう面白いイベント名ですよね。それはどこから来たのでしょうか?

村上: あれは一昨年くらい前に、神山さんも僕もペインターだから「何か一緒にやりましょうよ」って話があって、社交辞令的に(笑)。でも、神山さんの作品はもちろん知ってたけど、東京のストリートのど真ん中でやってる人がどんな感覚で制作しているのかすごく興味があって、ここの場所(BRICK & MORTAR)もあったから、話がとんとんと進んで、「1回飲みに行こうよ」って。

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BRICK & MORTARの店内のディスプレイにはさりげなく、香り高いクラフトジン「MONKEY 47」のボトルが。

矢澤: アーティスト同士、素敵ですね。

村上: で、渋谷の居酒屋で会った時に、やっぱり2人とも飲めるわけよ(笑)。

矢澤: お2人とも強いんですね。

村上: そう、べろんべろんになったけど、それが最初の打ち合わせで、何にも覚えてないくらい、「打ち合わせしたっけな?」ってくらい飲みました(笑)。

矢澤: 意気投合ですね!

村上: うちにハードコア(音楽のジャンル)がすごく好きでTシャツを集めてるスタッフがいて、その時たまたま着てたTシャツがGANG GREEN(ギャング・グリーン)ので、背中に「SHUT UP AND DRINK」って。
当時ハードコアって激しいけど、たばこは吸わないし、お酒もドラッグもやらないで、自分たちの主張を伝えるっていうスタイルが流行ってたんだけど、そんな時にギャング・グリーンってバンドは「いやいや、飲みながらやろうぜ。」って。「バカかお前ら、なに我慢してるんだ」って、そういうカウンターカルチャー的な存在だったの。

矢澤: それはすごくいいタイミングでTシャツを着てきてくれましたね!その場のノリと「SHUT UP AND DRINK」っていうのが、すごくマッチしています!ところで飲みの席では打ち合わせもせずに、となるとその後はどうなっていくのでしょうか…?

後半は今年制作された、「Tsubo Chin」についてと、村上さんのライブシルクスクリーン、村上さんの趣味の柔術についてお伺いします。

 

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【サテライトイベント開催概要】
神山隆二×村上周 二人展「SHUT UP AND DRINK」サテライトイベント
会期:2019 年12月13日(金) ~1月12日(日)
営業時間:12:00~20:00(土日祝は11:00 ~20:00)
定休日:月曜日
年末年始休業日:12月30 日(月)~1月4 日(土)日曜定休
会場:ブリンク外苑前、ブリンク ベース

 

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本会場となるBRICK & MORTARのイベント詳細はこちらのWEBサイトから、NEWSのページでご覧いただけます。
http://www.brickandmortar.jp/

 

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ブリンク ベースでは神山氏が特別にアートワークをくわえた「Tsubo Chin for blinc vase」の販売や、神山氏デザインのサングラス「SABRE(セイバー)」の先行受注会を行います。
詳しくは下記のリンクよりご覧ください。
http://blinc.co.jp/blincvase/archives/8457

 

ブリンク外苑前
〒107-0062 東京都港区南青山2-27-20 植村ビル 1F
南青山3丁目交差点から30メートル,東京メトロ銀座線 外苑前駅 1a 出口より徒歩2分
営業時間  12時 ~20時(土日祝日は11時 ~20時)
定休日    月曜日 (月曜日が祝日の場合は、営業。翌火曜日が休み)
Tel 03-5775-7525

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