古着のような抜け感と新鮮さ。NTSの「No.3」

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先週から発売を開始した、福井県鯖江市の眼鏡工場のファクトリーブランドNTS | エヌ ティー エスで最も人気を博したモデル「NO.3」。
工場の全盛期に月に三万本を生産したという人気モデル。1960年代から80年代半ばまでロングセラーとなりました。

昭和生まれにはちょっと懐かしさのあるこのメガネを20代の若い人はどう捉えているのか、昭和生まれのマネージャー、矢澤が平成生まれのスタッフ鎌田、阪口に話を聞いてみました。
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マネジャー・矢澤直人(以下矢澤):さっそくだけど、このNo.3を見て、はじめ2人はどう思ったのかな?

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スタッフ・鎌田将人(以下鎌田):正直普通のメガネだなと思いました。しかも僕はこの形、ウェリントンはかけたことがないんです。

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矢澤:そっか、ウェリントン型ってかけたことないんだね。10年くらい前にCUTLER AND GROSSやOLIVER GOLDSMITHのクラシックなメガネが流行りはじめた時は、ウェリントンが中心だったんですけど、2人はその流行を通ってないんだね。

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鎌田:そうですね。見た時は今っぽくないんじゃないんじゃないかと思ったけど、阪口さんが撮った写真をみてアリかなと思いました。
みんな似合ってますよね。意外といろんな人に合う。昔大ヒットしたのも分かる気がします。

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スタッフ・阪口達哉(以下阪口):お客さまに提案してみると、思った以上に反応がいいですね。
メガネが好きな方は、セルロイド製ということも気になるみたいです。実際さわってもらうと少し重かったり、違いが分かりやすいです。

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矢澤:このメガネの企画がはじまった2年くらい前は、こういうデザインのメガネは市場にほとんどなかったんですよ。ずっと探していて(荒岡)俊行さんが製作にこぎつけたデザインだから、今新鮮にうつるのかもしれないですね。
たしかに日本のクラシックなメガネって、パッと見普通で派手さはないけど、「見る道具」としての普遍的な似合い方・よさがありますよね。

阪口くんはこのメガネの写真を撮ってみて、どうでしたか?

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阪口:友達にはすごく反応がよかったですね。僕の友達はいわゆる”おしゃれ”なものが好きではないんですけど、道具としてのメガネっていう話をした時に面白がってくれて。しかも道具だけど、かっこいいし。

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阪口:今回は友達にこんな服を着てきてって、先に頼んでいたわけじゃないので、実際撮ってみて意外と服を選ばないんだと思いました。

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矢澤:スウェットに合わせた写真も似合ってましたよね。
普通だったら、僕もこんな女性がお店に来て下さったらSAVILE ROWとか勧めちゃいますけど、この写真をみてハッとしました。

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鎌田:No.3も古着っぽいのかもしれないですね。新しくないのがいい。
もちろんモード系に合わせてもいいんですけど、抜ける感じのある服に合いそう。

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矢澤:阪口さんの写真って、普通の人のかっこつけてない感じが好きなんだけど、No.3もそんな感じでかけられるのかな。僕もこの写真を見るまでは、おすすめしたいお客さまをもっと絞っていたかも。

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阪口:たしかにみんな頑張って選んでいないように見えますね。自由な感じがします。
しかもかけている人それぞれ違う感じに見えるのが不思議です。

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矢澤:このメガネはドイツのメガネを手本にしながら作られたそうだけど、当時のアメリカのヴィンテージにもこんなデザインのメガネはあって、以前ヴィンテージに詳しい方から伺って納得したんだけど、アメリカは多人種の国だから、いろんな骨格でいろんな顔の形に合うものを大量に生産しないといけなかったから自ずと最大公約数みたいなデザインが求められて、そこから普遍的な形ができてきたという話。
No.3にもそんな雰囲気があるね。

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阪口:あとこのメガネは、背景に物語がありそうな感じがします。

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鎌田:古着と似ていて、冷たくない。無機質な感じがしないですね。

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矢澤:確かに日本が戦後復興していく、勢いのあった時代に流行したメガネはそんな空気も身にまとえるようで、面白いよね。
それができるメガネはイギリスだったらSAVILE ROW、OLIVER GOLDSMITH、アメリカだったらShuron、イタリアはPersol。
歴史のあるブランドは他にも沢山あるけど、No.3にもそんな背景が感じられますね。

 

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おかげさまで好評をいただき、残り1本のカラーも出てきました。ぜひ店頭でお早めにお試しください。

NTS「No.3」について、詳しくはこちらでもご覧いただけます。
http://blinc.co.jp/blinc/journal/10493/

 

NTS「No.3」のOnline Store 商品ページはこちらから
http://blincwebshop.com/?mode=cate&cbid=2520659&csid=0

 

撮影(ショップの外の写真): 阪口達哉

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